ただただ「やってみたいな」という気持ちだけでカタカタと打ち込んだ短編『笑いの悪魔さま』を昨日公開した訳ですが、なんとそちらにレビューコメントを付けてくださった方々が……!
ひえぇぇぇ、ありがたやありがたや。ありがたすぎて背中に変な汗かいてます。
それぞれ分けて、お礼の近況ノートを残させてください。
今回、こちらのお話について『🎃御彼岸Halloween怪談会🎃』という自主企画に参加させていただいたのですが、嬉しいことに主催者様がレビューコメントをお寄せ
くださいました。
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093083983771673(自主企画へのリンクです)
たくさん参加されている作品がある中、丁寧に読んでくださっただけでも感謝ですのに、本当に恐縮です。
基本的に私は「生きてる人間が一番怖い」と考えているので、悪魔などの人外を出してしまうと最早それはホラーというよりファンタジーでは……と思ってしまうタイプでして。
(とはいえ、そういったものが登場するホラーをホラーではないと否定している訳ではないです💦自分が書く時の認識として……という話です)
なので今回悪魔を出すのはちょっと反則じゃないかと思わないでもなかったのですが、「笑いの神の反対となったらやっぱり笑いの悪魔になるか」ということで悪魔を投入した経緯があります。
そもそもこの「笑いの神」における「神」は何の神様なんだ、神道における八百万の神のひとりなのか、聖書における神なのか、それとも違う教えに登場する独自の神なのか、何なのだ?という問題がありました。
えぇ、そんな問題もあったんですが、そういうことは全部置いといて「悪魔だ、悪魔にしよ!」と割り切ったんです……。
なんせ書きたかったのはその辺の小難しい背景ではなく、漫才だったので(笑)。
そういう意味ではこれまで自分が作って来た物語の中で、一番リアリティとしては薄いものだったなぁと思っています(これは私自身の宗教観も影響していると思いますが)。
とはいえ、それって逆の見方をすれば創作物らしい創作物とも言える訳で。
『悪魔』という装置を出すことでそんな印象が生まれることが分かったことは自分の中で収穫だったなぁと思った次第です。
『漫才コンビ』×『悪魔』という図式をレビューコメントで分かりやすく示してくださり、心の底から芸を愛してたら「死ぬか笑うか」の二択も迷わないんだろうな、私のエンターテインメントへの想いはまだまだ浅いなと反省させられました。
改めて、深いレビューコメントをありがとうございました!