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SpeedyAge第20話 楽屋裏 実在する渋谷の「ふたつの標石」(画像あり)

今回もバリバリ現実ネタが盛り込まれております。
「渋谷の陸軍用地」標石のお話です。

お話と言っても
ふたつあります。ハンズ渋谷脇とパチンコ屋の路地です。
と言うと終わりなのですが、個人的にはこのありかと現物を見て驚いたのでぜひ。


とある記事の写真では、ひと気のなさそうな路地の飲み屋(?)の看板の下にあって空き缶が上にのせられていたのがなかなかのインパクトでした。
誰にも気づかれずに残っている境界石。
そこに書かれた「陸軍用地」の文字。

陸軍跡地、ではなく「陸軍用地」ですよ?
未だ持って現在進行形で軍用地の標石が残っているってすごくないですか。
というかなぜ残っているかの方が謎です。
偶然にしても80年以上も前のものが現役とかどういうことですか。

というわけで現役なりに物語でも現役で影響があるというポジションになっています。
何度も道路や街区整備がされているだろうに、その度に残る偶然が本当にすごいなと思います。

Googleストリートビューにも載ってました。←もしやと確認
誰も気づかれずにひっそりと存在し続ける姿にぜ活かしたいと思い最後の最後に重要な役割を持ってもらいました。

実は霧の日の出動の時点で、この展開は考えられていませんでした。
標石の情報も偶然みつけて途中から入ってきたような…
もうひとつの「ハンズの裏」というのは正しくはハンズ渋谷と清掃センターの間、フェンスの足元にあるようです。
以前は全然見つからなかったんだけどせっかくだからこの近況のためだけに30分かけて探しました(ド阿呆)
一番右の自転車のフェンスの向こうにうっすら見える…
これ探せと言われてみつけるの結構大変だと思います。
だからこそ良し。
忍だったら探せるだろうし、難易度が高いほど楽しいというものです。

そんなわけで斎藤と忍はそのまま待機の予定でしたが最後までお付き合いとなりました。
しかしこれ以上冗長になることを避けるために、ふたりのエピソードは別扱いにしてあります。
明日、エピローグ公開後にこの土日で掲載しようと思っていますので、もう少しだけお付き合いをお願いいたします。

上の画像がパチンコ屋の路地、文字もはっきりしています。
どちらもGoogleストリートビューより引用の画像になります。
画像の著作権はGoogleに帰属するものであることを明記します。
街の様子がリアルにわかるストリートマップ様様の「SpeedyAge」でした(*‘ω‘ *)ノシ

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