東京都放浪記を読んでくださっている少数の方々にご報告します。
本日28・29話を公開。つづきはありません。
すみませんっ。
読んでくださってどうもありがとうごさいました。
登場人物ひとりだけというのがよくなかったんでしょうか。
みやこの行き先はまだ残っているのですが、書きつづけることができなくなってしまいました。
やっぱりきちんとプロットをつくってから書かなくてはいけないのかなあ、なんて思っている今日この頃です。
新井一樹様の著書『プロ作家・脚本家たちが使っているシナリオ・センター式物語のつくり方』を読みました。
創作ノウハウ本は世にたくさんありますが、相当に素晴らしい部類の本だと感じました。多くの目からうろこの文章がありました。ひとつ引用します。
観客・読者に訴えるためのテーマが、なぜ必要なのでしょうか。
それは、作者であるみなさんが、創作の途中でどこへ向かっているのか、道に迷わないためです。これ、実はとても大切です。というか、テーマを考える意味は九分九厘、このためだと思ってください。そう、みなさんのためなのです。
ええ~っ、そうだったのか!
テーマとは、作者が作品を通して言いたいことで、物語の質を上げるために必要なものなのかと思っていました。あった方がいいんだろうけど、なくたって小説は書けるよなあとも思ってました。
作者のために、作者がエタらないためにあるものだったのか!!!!!
次回作はテーマとか構成とか登場人物の履歴書とかも考えてみようかなあ。