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「あれ? 髪染めた?」と、イメチェンした時は好きな人にそう言われたい。



 皆さま。
 お久しぶりです。月瀬澪です。


 夜に浮かぶ月も、何度三日月になったことでしょう。
 毎日汗が噴き出していた熱帯夜の日々も、遠い青春の思い出。
 なんと昨日は、初雪が降りました。ぶ厚いコートの出番です。


 クリーニングの香りがまだ少し残ったマフラーに顔を埋め、片足を新雪へ踏みしめる時期がとうとうやってくる。知らない家に上がり込む子猫のように。降ったばかりの雪は綿あめのように繊細で柔らかい。もう片方の足を踏み入れる。両足がひざ下あたりまで埋まる。前を向き、ブルドーザーのように雪をかき分けながら、進む。歩を進めるたびに足元は引き締まり、ぎゅっと音を響かせる。引き締まった雪は、ブーツの汚れを磨いていく。
 吸い込む空気はしんと澄み渡り、真昼の空はどこまでも乾いている。世界がじっと息をひそめ、私を見下ろしているようだった。時折、脇に佇む木の枝から雪が崩れ、細かな粒となって宙を舞う。迷子になった白鳥の羽根がひらひらと舞っているようだ。


 仕事が徐々に忙しくなってきましてね。いや、仕事遅いのは、私の頭がポンコツなだけなのですが。忙しいって字は「心を亡くす」って書くので嫌いです。そうです。私は忙しくない。

 こういう感じの時こそ、日々思ったことを文字に残し、足跡をつけることが重要なのです。だから、私は書きますよ。小説を。

 カクヨムで公開していた大半を小説を、一時、非公開にしています。
 ちょっと描きたい小説を構想中、プロット作成中ですので、またお付き合いいただけますと幸いです。

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