『エロイカより愛をこめて』
かなり息の長い漫画。
母が若い頃に二巻まで買ってあり、それを私が読んで、続きが気になり大人買いした作品です。
最初の数刊は、コメディタッチの少女コミックでした。ボーイズラブの。
怪盗エロイカとして世を騒がせている美形の伯爵様が、こらまた美形の天才青年に猛アタックをして、ターゲットの絵画も青年のハートも盗んじゃう話だったんですけど。
だんだんね、コメディ色が強くなって来まして。今ではボーイスラブというよりも、オッサン臭が漂っています。
NATOの少佐(この人大好き)とか、KGBの工作員(この人もオッサン)とかが出てきて、美形の伯爵を交えてすったもんだするんですけど。
台詞の言い回しや会話がね、とても面白くて。
みんなかなりのキレ者で、エリートで、凄い仕事してるはずなのに、どっか抜けててキュートなんです。でもカッコイイし、セクシーなんですよね。
また読みたくなりました。
でも、引越しする時に全部売っちゃったんです。
なんてことしちゃったの、アタシ!(泣)
『屍帰郷戦記』
https://kakuyomu.jp/works/16818023213181164942のアレックス(ヒロインの兄。空軍省情報部の中佐)を書いていたら、余計読みたくなってきました。
ああ~、リンゴをわざわざ分度器で測ってカットするエーベルバッハ少佐に会いてぇ~!!