暫く前から、金木犀の香りが漂い始めました。
私にとっては、サツマイモよりも栗よりも紅葉よりも、金木犀の香りを拾った瞬間に最も秋を感じます。
人によっては、金木犀の香りは駅のトイレを連想させるから嫌い、といいますが、金木犀に罪は無い。罪深いのは、悪臭を放っていた昭和および平成初期の駅トイレである。
昔はホント汚かったんですよね、駅のトイレ。最寄りだった無人駅のトイレなんか、横に立ってるだけで目に染みるほどの悪臭でした。
切羽詰まってる時は、悪臭を放ってようが汚かろうが、駅のトイレは救世主に見えるんですが。
あれも一種、青春の香りです。
さて、トイレ談議はこのへんにしておきましょう。気持ちのいいものではないので。大変失礼いたしました。
そうそう、金木犀です。
あまりお酒は飲まない方なんですが、私、金木犀の酒は大好きなんです。
若い頃、神戸へ研修に行ってた時は、前日入りしてお気にいりのお店をハシゴしながら金木犀酒を飲みまくるという幸せな生活をしておりました。
お店お店でね、味が違うのがまたいいんですよね。
今まで飲んだ金木犀酒で一番美味しかったのは、沖縄のホテルの中華レストランで飲んだ一杯でした。
また飲みたいけど、多分二度と行けないようなホテルだったので、もう一生無理かな(笑)
若かりし頃の思い出にしておきます。
――と、前置きが大変長くなってしまいましたが、本題はここから。
運命の恋エントリー作品である『魔界のむすめ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330664522434172昨夜、完結まで書けました。
実はまだタイトル悩み中ではあるんですが、ピッタリなのが思いつきません。多分最後までぐだぐだ悩むと思います。
最大の不安要素だった文字数は、ギリギリクリアできました。
文字数に合わせて、ちょっと展開を変えたり死亡する人を変えたりしましたが、予定していたラストには到達できました。連載を前提にしているということなので、『続く』の余韻も残しつつ、形にはなったと思います。
最終話ではちゃんとキュン成分も盛り込めたよ! よくやったよ自分! あたし偉いよ!
――と、自分で自分を褒めておきます。
今朝に一話投稿したので、残るはあと二話。最終話はエピローグにあたるので、明日、残りを一気に投下します。
これまで読んで下さった皆様、そしてコメントや★を下さった皆様、お気に入りに入れて下さっている皆様。本当にありがとうございます。
心より感謝を。
そして、もしかしてこれから読んで下さる皆様には、本作を読んで笑って頂けたら幸いです。やっぱり笑いはね、体にも心にもいいですよ。
もし途中まで読んで、『趣味じゃねえ』と思ったら、迷わずバックでいいんです。ご自分がもっと楽しめる小説に時間を費やして頂く方が絶対いいので。気軽に読みに来てくださるとありがたいです。バック歴は作品改善に有益なデータにもなります。
本音は勿論、『全部読んでほしい』ですけどね。
それでは、今日も一日、皆さんに何かいい事ありますようにと祈りつつ。