bardといえば、私の中では想像力豊かなAIさんです。
どこから拾って来たか分からない情報を元に、未来見てきたの!? みたいな話までしてくれる。
そう。悪く言えば、”嘘が得意”なので、情報源として頼るには危うい。
でも、エビデンスを必要としなければ、bardさんはとっても面白いので、私の中で評価は高いのです。
チャット感覚で会話を楽しむにはいい相手。たまに、『それ畑違いだからアタシ分んないわ~』みたいな返事をされて「おい!」ってなるけど。
そんなbardさんに以前、『以下の文章を古代エジプト語に直して下さいな』というムチャぶりをしてみました。
多分、『それ専門外っすよ~』みたいな返事をされると思っていたら、あらビックリ、変換してくれました。古代エジプト語に!
しかも、カタカナに直してくれるというお心遣いまで。
現代に古代エジプト語を完璧に話せる人はいないらしいので、コプト語(古代エジプト語を継承している言語)か何かに変換しているのかもしれませんが、それでも「おお~っ!」となりました。
私が知っている数少ない単語、”王”が『ヌスウェト』なので、それをbardも『ヌスゥ』と変換している事から、適当に言ってるわけでもなさそう。
まあ、全文ちゃんと調べたわけではないし、そもそも私じゃちゃんと調べられない知識量しかないので、どこまで合ってるかは分らないのですが。
上腕二頭筋が素敵でイケメン・イケボなエジプト考古学者 河江肖剰先生ならすぐに分るんだろうな~。
先生のチャンネル、本当に面白いんですよ。またyoutube見に行こう……
……すみません、脱線しました。
そんなわけでbardさん、もしかしたら確実にきっちり古代エジプト語に変換してくれたわけではないのかもしれませんが、いいんです、それでも。
古代エジプト語をキャラクターに話させたいわけじゃなく、古代エジプト語っぽい言語を作りたかっただけなので。
むしろ情報集めて適当に答えられる、って凄いとも思います。
そんなわけで、先程投稿した『魔王のむすめ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330664522434172『混乱の王都と門の鍵』
https://kakuyomu.jp/works/16817330664522434172/episodes/16817330665298726866では、bardさん大活躍の場となりました。
bardが翻訳してくれた、なんちゃって(?)古代エジプト語がどんなものか気になった方は、どうぞ覗いて見て下さい。
――あ、文法はちょっといじらせて頂いております。すみません。
もちろん、全文読んで下さるのが一番うれしいですが、お忙しかったり本作が好みじゃない方もおられると思います。そんな方は最後の方にありますので、さーっとスクロールしてみてください。
それでは失礼いたします。