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短編「ピギーズ」をリライトしました

久しぶりに小説でも書きたくなって、しかしもう3年くらい手を動かしていないので、とりあえずリライトをしてみようかと思いました。

最新(といっても3年前に書いたものだけど)の「ピギーズ」がちょうど勢いでガガガッと書かれていて、文面を見直していて読みにくかったので整理がてら書き直しをしてみました。

・文章ボリュームをなるべく均等に配置しなおす
・改行、空行を見直し、増やす
・細かな言い回し、文面の改修
・誤字を見直す
・「おわりに」をつける


とくに「おわりに」を付け足したのは内容的に変化が大きいので、少し書いておきます。

ピギーズはイジメに関する話題が主で、タイトルのわりに豚美との関わりがあんまり濃くなく、最後まであんまり気分よく読めない話です。まぁべつにそれでいいやと思って書いたものではあるのですが、時間が経って見直してみたときに、少し変えようかなと思いまして。

小説を書いている「わたし」自身が大人になっており、過去を思い返して書いているのだと最後に説明するようにしました。大人になることで当時の男子たちとの人間関係は変わっており、それは前向きな変化であると本人が主張するようにしました。

またそれによって当時の虐められた記憶はかなり「冷静」に見つめられ、本人の主観的な態度でいえば誇りとも捉えられるくらいには、ポジティブに感情的な処理がなされたというかたちに変化しています。

実際、人間関係については時間が変化・解決してくれることも多いですね。

そうすることでただ悲しくて辛い物語に多少の理性を加えようと思いました。

これは読み手のためというよりも自分のためです。
(そもそも私の小説、読まれないので。)

豚美に関していえば不思議に始まり、不思議に終わってしまい、「わたし」にとっては引っ掛かりを残したまま、心のどこかでとどまり続けているのですが、それはまぁ解決すべき(感情的に処理し切るべき)ものではないかな、と。

いやしかし久しぶりに書いたのでかえって読みにくくなっているところもあるような……。

まぁもともと読みやすい文章なんて書けないからな。

しゃーないな。

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