真夜中の波

初詣に出掛けたボクは「二人」に出会いました。 二人は近くに住む夫婦で年齢は８０歳を超えています。 ただ、正直なところ、二人には出会いたくありませんでした。 なぜなら、二人は――…

幼い頃、少女が毎日のように見ていた風景。 それはいつしか彼女の原風景と呼ばれるものになる。 しかし、別れは突然やってくる。 １人の少女の原風景をテーマにした詩的な短編小説です。…

三十八歳、女性、独身、派遣社員。お母さんと二人暮らし。

現代を生きるダメ人間達のオムニバスストーリー。気が向いた時にすぐ読めます。どの話から読んでも大丈夫です。

深い孤独に陥った「僕」は、駅前で、アコースティックギターを掻き鳴らしながら、狂ったように叫ぶ青年に出会う。孤独を見つめ、救いを見出そうとあがく人間の姿を描いた短編小説。

私、飴乃ちはれは高機能の発達障害と診断されている。 特性としては想像力の弱さがダントツ、ついで空間認識と数の把握が弱い。 その他もろもろ弱いところはあるのだけれど、それらに対し…