清零政策が突然終了してから既に半年以上。中国は「これですぐに景気が持ち直す」と言われたのですが、この七月のCPIを見ると、どうやら本格的にデフレ化している可能性が出てきました。つまり「日本化」です。これまでの多額の累積債務により投資も消費も動かなくなっていくということです。
そんな事もあってか、90年代に日本で有名になったリチャード・クーのバランスシート不況論なんかが盛んに読まれているようですが、「もはや無駄」だと思うんですよね。極めて大規模な債務破綻が生じたときには、もはや債務整理のための増税とデフレを覚悟しないとアカンになるのは、財政拡張論者のワイでも認めるしかないなぁ…と思うんですよ。
今後の中国金融政策でゼロ金利orマイナス金利などの金利抑圧策を本格的に採用し始めるかは一つの焦点かも知れませんね。資金の流れが90年代以後の日本と同じような動きを見せ始めたら、多分、本物…(๑¯ω¯๑)