日銀委員に高田、田村両氏 「リフレ派」起用見送り―政府任命
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072500318&g=ecoあのなぁ…ಠ_ಠ;
アンタ、自分で編成した予算を見て何か気づくこと無いのか?
2021年、新コロで大打撃を受けていたにも関らず、予想外に租税収入が伸びていただろうに? あれは究極、国債の発行量が爆増していた(新コロ対策のための30兆円規模の民間支援策のため)ことが理由で、通貨供給量の実質的な増加が景気を下支えしたということなんですよ…( ・ั﹏・ั)
何処の国も同じで、景気回復というのはいまや産業力によって発生するのではなく、債権の金利が決めること。米国などで本当に市場が同様するのはテーパリング(FRBによる国債購入額の減少)という、市場にカネを撒くことをやめる(実際にはやめるわけではないのですが…)的な行動に対する強い不安感からくるのであって、これを回避するために今では「市場との対話(フォワードガイダンス)」必須になっているほど。
債権の金利動向で産業国家の経済状況が決定するほど重要なのに、いまさらリフレ派を外して財政均衡派などいれたら、経済成長が全くなくなり、そのことで逆に国家破綻がクローズアップされるだけだということになぜ気づかないのか?(ꐦ°᷄д°᷅)💢??
トルコを見てみれば分かるように、「いつまで経っても国家破綻しない。なぜか??」だ。
理由は簡単で「事実上の財政ファイナンス国家だから」であって、その結果、国民は高インフレで死にそうだし、トルコリラを握ってるやつは焼け死んだ。しかしその代わりにトルコはいまや地域大国たる強力な輸出産業力を持つに至った。インフレ率が高いという事は、それだけ経済力が強いということであって「国民は地獄だが、国家は復活する」という戦前の高橋財政と同じ効果が出ている。しかもトルコは国債(リラ)を刷っては磨り潰されて自滅していくという過程を通じて「摩擦熱で経済を加熱させている」のであって、この溶鉱炉の中にトルコ国民も一緒に放り込んでいるだけのことだが、しかし産業力は着実に手に入っているということになぜ気づかないのか??
エルドゥアンは「高インフレの時には(一般と違い)ますます金利を下げて好景気にすればよい」という「気が狂った」理論を振り回していると言われている。確かに異常なのだが、実は「財政ファイナンスでした。終わり」というだけのことだった。そしてトルコの財政ファイナンスは意外なほど対外債務の増加をみない事も重要だった。この後、トルコはいずれ破綻するが、産業力がついていれば復活も容易だろう。
実はトルコは非常に興味深い研究対象だった。エルドゥアンがウクライナ紛争で重要なキーパーソンになっているのは地域的大国だからであり、その力の根源がエルの掲げた「気が狂った」財政政策であることに世界と岸田はそろそろ気づくべきだ…(でもやりたくはないけど)
てか早稲田大学は何を教えてるんだろうかね?