双町マチノスケ

昼寝から目を覚ますと、いつの間にか沙綾は箱の中に閉じ込められていた。箱から出ようとすると、ちょうど箱の上に知らない女が乗ってきて、痴漢と勘違いされてしまい……？　 そこから沙綾…

コーポ川村の３０１号室。 角部屋なのに、開けてはならない場所がある。 ある日そこに一人の男性が引っ越してきた。 好奇心は、災いの元。なのかもしれない。 ※KAC20242参…

北斗は森の奥の洋館に住む葵と友達になる。 図書館を凌ぐ蔵書をすべて読んだという葵。彼の背中に執着する父。北斗は彼らの歪んだ関係を垣間見る。 冬休みに再会した葵は衰弱しきってきた。

箱。

とはいえ、怖いです。

わたしは、箱。――― 六枚の平面の肌と、その中身でできた箱。 KAC2024 第3回、お題「箱」参加作品です。

最近バイト先でやった、変な業務について話させてくれよ。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2024』参加作品 お題「住宅の内見」

KAC20242。慎重に選んだ方がいいですよ。本当に。

　「私」と心優しい「幽霊」の生活。でもそれは、表面上の話。実は危機一髪な状況は、今なお続いているそうだ。 ※「『カクヨムWeb小説短編賞2023』創作フェス」における第2回のお…

或る日の昼、とあるアパートの一室で。

小学校で初めての夏休み。 毎日気温４０度超え。 熱すぎて外出危険警報発令って、つまんなぁーい！ そんな夏休みに、やっときた曇りの日。 お母さんとお姉ちゃんと一緒に、大きい公園へ…

KAC20241　書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』を基にしたフィクションです。 軽いホラーなので軽く読めると思います。

先生の助手として身の周りの世話をしている私は、あるとき、自分の指先に糸状の汚れがついていることに気がついた。 水で洗っても爪で引っ掻いても取れない汚れだったので先生に相談すると、…

よい子はみんな眠りました。ここから先は大人の時間です。

サラリーマンの冬弥は、発売したゲームをダウンロードした。 さっそくプレイしようとしたのだが、どうやってもスタートボタンが押せない。 肩透かしを食らった冬弥は、ふてくされて寝てしま…

私は事故物件専門の商売をしている。 今日の客は横柄な男だ。 KAC20242 住宅の内見 に参加した作品です。

★カクヨムコンテスト10【短編】参加作品★ TLの与太話から書いた架空の商業作家の架空の作品についての架空の話です。 架空の、話です。 武井稲介先生をよろしくお願いします。

野放しにするほど、この世界に余裕は無い。

死人に口なしだからね。大丈夫大丈夫、どうせバレない

依存していた女が亡くなったので、死体を埋めて蘇生させようとする女の話です。

ああ、もう、最悪の目覚めだ。俺は確かに夢をよく見るし、その中に悪夢に近いもんだってあったよ。 いちいちそんなのに目くじら立てたりしないし、時間たてば忘れてくれるからいいんだよ。 …

かつてはのどかだったとある地方の街。 だが、いつの日か変わってしまった 短編作品 追記 完結したつもりでしたが、まだ続けます

深夜のラジオで、ゲリラ的に放送されていた『白洲コウセイのぶっかけラジオ』をご存じでしょうか？ どうしても、その放送がもう一度聴きたくて、その放送の動画や音声ファイルを探しています…

三分以内に決めてくださいね。

おとぎ話で、だれもが聞いたことのあるだろう、何でも出てくる『打出の小槌』。 阪神地方の一角に、その名を冠した、ひっそりとして、すこしお洒落な町がある。 そんな地名に惹かれたのか、…

「夏休み」から始まる、群馬県、伊香保温泉石段街での怪異。『SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト』大賞を頂きました。ありがとうございます。

【SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテストで優秀賞をいただきました】 誰かが水たまりを踏んだような音が聞こえる。 でも、辺りを見まわしても誰もいない。 不思議に思っている…

クロノヒョウさんの企画 「セブンデイズチャレンジ」企画 https://kakuyomu.jp/user_events/16818023213499017272 お題１ 「砂…

その砂の王国は、それぞれが、世界のどこかに実在しているという―――。 クロノヒョウ様主催の『「セブンデイズチャレンジ」企画』参加作品。 三つのお題がありますが、すべて「砂の王国…

　百物語の三十一話目、三回生（留年中）の後藤は語り出す。「あそこ、誰も通りたがらないみたいですね。あの鉄橋だけは避けて、もう少し低いところにあるコンクリの橋を通るのがふつうなんだ…

ある自治体で起こる逃げ場なき”現実”とは…？

「夏休み」から始まる、鳥取県、鳥取砂丘での怪異。

お昼の大広場に設置された処刑台に、一人の罪人が上る。 彼女は、隣国の英雄とまで呼ばれた人物であったが……

初投稿です。

世界平和の思いは『祈り』に。 不幸を願う思うは『呪い』に。 後味の悪い女の告白に私は、この世界にあふれる呪いについて考える。 ※アルファポリスとノベルアッププラスにも投稿してい…

天使と男 男と女 女と悪魔 悪魔と天使 最後に嗤うのは――

紋に描かれた絵とはいえど、両者の軋轢の噴き出し口としては十分。 しかしながら、その図が、実在したときは？ 柴田恭太朗様主催の『カクヨムに三題噺を復活させよう！プロジェクト　#50…

一分掌編。ラーメン屋のお話。

真夜中、光の届かない穴の中。 正体をなくした俺達は出会った。 掲載サイト：カクヨム 【https://kakuyomu.jp/works/16817139557215093…

怪異ものです 微ホラーです。 調査員のインタビュー形式など調査記録の体です。

陰謀論者の女が、ゾンビになった恋人と別れる話です。

アマチュアが呟いた。 「靴のようなものが落ちている」 一部のマニアがそれに反応した。 クロノヒョウさんの企画 「お題でカクコン挑戦」企画 https://kakuyomu.j…

コンビニで心霊体験をしました

さんざんだったテストの答案、秘密の場所に隠そうとして。 その姿を、じぃっと見ているものたちがいた。 「カクヨムWeb小説短編賞2023」創作フェス応募作品です。 第三回お題『秘…

魔の城へと乗りこんで、魔王シャッガートゥを倒した勇者一行。 だが魔王の体が倒れるや、その体からは闇の霊気があふれ出て、城は崩れ落ちはじめた。 この危機を、主人公は乗りこえられるか…

旅の途中で「主人公補正のある勇者に好きな女が奪われるかもしれない……っ！」と危機を感じた魔法使いが衝動的に勇者を殺害してしまい、どう始末するか悩む話です。

鼻水がもたらす危機。 私は、避けてみせる――！

とある店に入った。 その店の主人は「危険」を売るという。