丸子稔

同級生の東雲さんが、溺死したらしい。 慌てた様子の母がそう言った。

祖母の愛犬マロンがある日脱走してしまった。三日後には発見されたが、以前のマロンとは何かが違うことを、孫娘は気づいてしまう。その違和感の正体は何か、そして祖母の秘密とは…。

だれもわたしの名を呼ばない

冷たい雪の降る昼下がり。 雪景色の写真を撮りたいと言う彼女に僕は付き添った。 寒さのなかで、彼女がシャッターをきる、その理由とは。

草森ゆきさんの企画「犯罪者が出てくるブロマンスを書いて欲しい」https://kakuyomu.jp/user_events/16817330669776527386 参加作品で…

誕生日おめでとう私！ ちょっとやばめの中学生男子二人が交流している話です

落ち込んだ男がふらりと立ち寄った廃ビルそこには、不思議な光景があった。

アルバイト漬け、何の希望も持てずに生きていた「私」。ある一人の少年との出会いを経て、「私」はかつて思い描いていたなりたい自分を生きるようになった。 今の自分に悩みを持つ人に、届き…

【お知らせ】 カクヨムコン9のエッセイ・ノンフィクション部門にて、短編特別賞を受賞いたしました。 二〇二四年一月二十五日。 うちの犬が死にました。 うちの犬の話を聞いてください…

毎日の暮らしの中で、ふと思い出した旅の話をつづりました。 本エッセイは2018年に別名義の個人ブログで語っていた話です。 現在ブログの方では非公開設定にしております。

猟師が大きな鳥だと思って鉄砲で撃ったのは、翼を休めていた天使でした……。 天使のいる日本の童話。

野上弘(のがみひろし)には、毎朝一時間ジョギングをする日課があった。 そんな彼が出張先でジョギングをしようとするが……

ティラノザウルスに追われている最中、ぼくは不思議な体験をした。

コロナが流行して、世の中が落ち着かなかった頃の記録。同時期を記録して発表なさっている方がすでにいると思われますし、世界中で大変な事になっていたわけで、はっきり言って私独自の体験で…

昭和に生まれた。どこにでもいた、どこかのこども。

何気なく暮らしていたら気付かないかもしれない、小さくて心がほっこりするお話

昔、通勤途中で出会ったぶつかりおじさん。 わたしは負けたくなかった。何からも。

世の中に良い人っているけど、彼らはなぜあんなに良い人なの？会社の同僚Aちゃんを通じて考える、良い人の特徴と人生の話。

政治家は、金に汚い。私利私欲に満ちた人間だ！　 ドブネズミの美しさを見習え！

私こと筆者の嘘みたいな本当の話。 親友が、友達以上好きな人未満から変化した瞬間です。 登場人物の名前、高校の名前は仮名です。

ブラック会社に勤める牧野　美和子（まきの　みわこ）は深夜に家に帰れば会社の愚痴ばかり、そんな彼女の部屋に隣人からクレームが入る。けどそれは本来ならばあり得ないクレームであった。

もう嫌こんな生活 (自分の所為　自分の所為　大事なので2回（ry

三千字弱のラブコメです。 前後編に分けようとしましたが、物語の切れ目がわからず、また一気に読んで欲しくて一話分で投稿しました。性描写タグは保険です。

私にとって世間で言う「お袋の味」は「親父の味」だった。 奇妙な縁での再開。 そこから始まる今日の母飯。 私と母という名前の珍妙な生き物による、ご飯を通しての心の交流。

昭和。 ひとくくりにするには。 結構。 長い時代です。 代表的なのは。 「三丁目の夕日」 戦後の三十年代を綴っています。 それは。 僕が生まれた頃の話で。 これから書く…

正直、受賞していない身でこんなエッセイを投稿するのはおこがましいのかもしれないとも思いました。 だけど、春野カスミの作家人生の岐路として、このエッセイはどうしても書いておきたかっ…

すっきりとした説明のつかない不可解なもの。矛盾だらけで論理的でないもの。 理解しようと思ってもわからないのは、頭で考えているからだと思う。世界の全てが頭で解釈可能だと思わないほう…

うちのリアルな生活をご紹介 父ヨシヒコ58歳昭和の頑固親父 母ミカ53歳楽天家で天然で怒ると怖い 長女サヤ33歳頑固で天然の夫婦のＤＮＡを受け継いだしっかりもの 長男ケイ2…

最強だった主人公深田しんやがある事件をきっかけに剣道を辞めてしまう。 しかし、母の思いを受け取ったしんやは、、？部活生必見！！

年齢層高めな方向けな気がしますが、しんみりとしつつ、これからの未来の楽しみを感じるようなお話になっていると思います。

聖女が王妃となるこの国では、本物の聖女が現れないときに備え、偽りの聖女が存在していた。

蛙の俺が弟たちに世界について講釈を垂れていたら、じいさん蛙が上から降ってきた。 そして、そのじいさん蛙が俺を無知だの滑稽だのとののしってきた。 しかも世界の真実について雄弁に語り…

最愛のご主人様は明日、顔も知らない伯爵のもとへ嫁ぐ。 私には何もできない。 私にできるのはただ、貴女の幸せを祈ることだけ。 どうか、幸せになってください。 ―――――――…

オトナプリキュア全１２話のラスト。 若者３人がポイ捨てした空き缶。 ビール缶であった。 プリキュア御意見番・二代目喝御大の酔っ払いさんが述べる、あのビール缶から思うところをひと…

人類支配を予測される程に優秀なAIが人に恋愛？　例えば恋愛シミュレーションアプリ。ユーザーは本気になってしまう人もいる。でもアプリの中のキャラは全てプログラムによる反応だ。つまり…

【あらすじ】 貧しい母子家庭で育ったわたしの元に、ある日新しいお父さんが出来た。 その日からわたしは苗字が変わり『朝日向火乃香』となった。 けれど、わたしの高校入学を機に行った…

少年はプリペイドカードを求めてコンビニに走る。 殺風景な真っ白な部屋で目覚めた俺たち。 首輪をつけられ、身体にコードを埋め込まれた俺たちのところに茶運び人形がやってくる。 　…

黒歴史を抹殺しようと、黒歴史掃除し隊を呼んだ。やって来た作業員は、なんだか怪しげな男で——。

危機一髪、轢かれそうな状況を回避！ ｾﾌ_( ˙꒳˙ )_ｾﾌ ……。 ｱｳ(´,,•ω•,,｀)ｱｳ

カクヨムWeb小説短編賞2023　短編賞創作フェス 3回目お題「秘密」 「密かに想いを寄せる恋物語や秘密のキーワードが謎を解くカギとなるミステリーなど——」って明示されてるのに…

恋　それは誰しもが一度は経験する苦しくも美しい物語 一人の少女の願いが叶う時　その先に待つのは希望か、それとも…。

超人気週間少年誌スカイハイに連載している漫画家兄弟が暴力の力で生き残ろうとする物語。

「おかえりなさいませ、ご主人様」一度は誰もが憧れるメイドがいる生活。ふとしたきっかけでメイドの雇い主になった平凡な僕から一言申す、「メイドがいる生活に憧れてるんじゃない、メイドを…

11月で32歳になった高橋百合は独身でこれといって出会いがないので、将来に対する不安からマッチングアプリをする事にした。 そこで、37歳の清水誠と出会う。2人は真剣な交際を始める…

微妙かつ絶妙にロマンなお嬢様と執事のお話です。

幸せってなんだろう？ 過去に付き合った彼は幸せの字を間違って書いていた。 土に羊の幸せを探しに行った「彼」を思う「私」の話。 『小説家になろう』に掲載したものを再推敲して投稿し…

Apollogicの楽曲「虹」をモチーフに、独自の解釈と脚色を加えて創作しました

可愛くて、人気者の愛佳。 パパもお金持ちの二代目社長で、 誰からも羨ましがられる女の子だ。 私には叶えられないことなど、何もない。 そう思っていたのに、思い通りにならないことが …