わーるどにあった襲撃事件の要素を加えながらお話を作りました。これまで出てきた人物たちや状況が、どんどん変わってゆきます。
セルリアンはギュルル〜とは鳴いていませんが、サーバルは動物の姿に戻ってしまい、あの子はセルリアンに取り込まれて、アムールトラの記憶を失ってしまいます。
アムールトラは離れた所にいたため、どんな時でも守ると決めたあの子を助けることができませんでした。
これによりアムールトラは、後悔、罪悪感、無力感といった自分が作り出した枷で自らを縛り上げ、誰にも相談しないまま一人で走り出してしまう事となります。
この作品のアムールトラは身体能力が高く、手先も器用で賢いです。一見なんでもできる優等生ですが、何か問題が起こると全部自分だけで抱え込み、一人で解決しようとしてしまう不器用な一面もあります。
書きたいことは頭の中で出来上がっているのに言葉が見つからない、文章にするとくどくなってしまうなどで、なかなか書けなかったり、何度も書き直したりする箇所がよく出てきます。
この話では、オリジナルキュルルがアムールトラのプレゼントを決めるまでの所がそれに当たります。