まずイエイヌの絵に書かれていた2人の職員を、彼女のご主人にしようと思いました。それなら3人のやりとりも書いて、絆をはっきり示したい、じゃあイエイヌがアニマルガールになった時の事を考えてみよう、というわけでできあがったお話です。
首輪はヒトと犬とを繋ぐ絆の象徴であると同時に、ヒトの社会で生きてゆくための枷でもあります。
イエイヌはフレンズになった事でヒトの社会から離れ、パークの住人となりました。それに伴い首輪は外される事になるのですが、彼女は自らの意思でそれを拒み、引き続きご主人と共に生きる道を選びます。
ロックという名前は、パークの女性スタッフの名前がナナだったので、7→6→ロックとなりました。
名前からすると雄ですが、特に性別は決めていません。
捜索を手伝ってくれたジャングルのフレンズが誰なのかは明言せず、読者の想像に委ねることにしました。
アムールトラの口調は、セリフ集をみてもイマイチ掴めなかったのですが、相手をキミと呼ぶのでタイリクオオカミと同じような喋り方にしました。
登場人物の性格は漫画版を基準にしているので、オリジナルキュルルは困難に積極的に関わろうとします。
時にはうまくいかなかったり、周りを心配させて怒られたりしますが、誰でもそうやって成長してゆくのだと思います。