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116年前の今日…

こんにちはこんばんは。小谷です。
お久しぶりです!
黙々とただ更新ばかりするのもなんだか寂しいので、また、今日は12月25日ということで近況ノートで裏話のあれこれでも語ろうかと。

さて。
本日、霊媒堂猫の手、秋の章の玖・両極を更新しました。
本当に黙々とただ更新だけをしてましたが、本編が最終対決みたいなノリになってきたので「もういいだろう」と、裏話解禁します。
まぁ、年末のこの時期ですからバタバタしてましたし、昨日(24日)はマイ・バースデーだったので書けなかった理由の大半がそれなんですが(笑)

えぇと、猫の手の舞台である明治時代、本編には明記していなかったんですがきちんと年代は決まっています。
今から116年前の1901年12月25日に、真文が櫻幹に襲われました。
そして、翌年1902年3月20日に猫乃手へ訪れました。物語はそこから始まります。
もう「クリスマス」ではなく「猫の手の日」にしたいくらいですね。ごめんなさい。嘘です。


冗談はさておき。
まぁ、言いたいのはそれだけでしたので、次は秋の章について語ります。

春の櫻幹からなんとなくその影を漂わせていた影狼と仁科の関係が明らかになり、鳴海の過去も明らかになり、また真文のことも僅かに触れる回です。
過去編、と言うのも微妙なところですが概ねそうだと言ってもいいですね。
そして、最終回な展開……全然終わりませんけど。
予定ではあと、次の秋章最終話を入れて21話の予定です。終わりませんね!(笑)
こんなに長い話にお付き合いいただき、本当にありがとうございますm(_ _)m

えーっと……仁科の正体、分かりましたか?
私は書いているうちに「影」と「陰」がゲシュタルト崩壊しかけて脳味噌死ぬんじゃないかと思ってました。今は大丈夫です。
得体の知れない、名のない存在。影のような存在。それでいて強いエネルギー体のような。
それが影狼と仁科というか。
簡単に言うと、あの陰陽のマークみたいなものです。ただ、違うのは仁科が生身の人間であることだけ、でしょうね。

この秋の章で、仁科がほとんど笑わなくて、というか出てこなくて、出てきても喋らん、そして不機嫌で。おのれは一体何をやってるんだと私がイライラしていましたので、読まれている方もそうじゃないかとビクビクしていました。
奴はおいしいとこだけ持っていくんです。そういう奴です。
また、相棒の鳴海がいないせいで余計に出番がない。前半は特になかったですね。
そんなこんなで、楽しいお祭が楽しくない真文。影狼に狙われるし。仁科は一体何をやっとるんだ(二回目)。
そして、本日更新分では、仁科が狐の妖力を借りてなんか派手にやります。
書いてて思ったのは、彼は中星の言うとおり、優しい微笑は似合わないなぁとしみじみ。
ええっと、いつだったかな。真文が仁科に恐怖を抱くところで、うっすら匂いを漂わせていたんですが……いや、それを言うなら櫻幹からもなんですが、とにかく彼は優しい愛想笑いよりも嘲笑が似合うというか。人を小馬鹿にする感じが生き生きしてるかなぁと思います。
よし、これで思い切り悪い顔ができる!今後、そのあたりが楽しみです。

今回、楽しかったのは調べ物でした。
見世物小屋。こういう怪しげな小説を書いてる作者ですので、不気味さ漂う見世物には惹かれます。
本屋に行けば、やっぱりあるものですね。見世物の歴史書、みたいなもの。なかなか興味深かったです。
本当は、演目全部考えていたんですが敢えなくカットしました。落語なんかも見世物であったそうですから、怪談噺の枕だけでもと考えたのに。本編が長くなりだったのでやめました。
小屋の形を簡単に設計するのも楽しかったです。まぁ、言ってもサーカスのような小屋なんですが。
蛇女の演目が、どうにも想像しにくかったので動画をあさったのはいい思い出です。
これで行ったことがないもので、いつか機会があれば見世物小屋に行ってみたいです。


さて、長くなりましたのでそろそろ終わります。
次回はいよいよ決着。傘を破ったのは誰だ!
霊媒堂 猫の手「秋の章 拾・秋の夜長のわらべうた」は28日更新予定です。
その後は、仁科と鳴海が18〜20歳の頃の話を三つほど、掲載します。
今後共、どうぞよろしくお願いします。

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