ヒャッホウ。
れびゅーもろたー
「やあジェニー、今日はオトクな情報があるんだ」
「何かしら、マイク」
「素敵なネット小説の紹介だ」
「ネット小説なんてみんな同じじゃないの?」
「この小説は一味違うんだ。みてごらん、このフロッピーディスク」
「あら、ディスクライトオーバーフロー起こしているわ!どうして?新品だったのに」
「実は、この小説、百万文字を超えているんだ」
「まぁすごい。でも全部null記号で埋めていたりするんじゃないの?」
「大丈夫。作者は空白恐怖症で文字がみえないと身の回りの空気を宇宙に投げ捨てる奇癖を持っている。そんな彼が描いた作品だ」
「それなら安心ね」
「百万文字っていえば文庫で十冊だよ。それが全部ただで読めるなんてお得だと思わないか?」
「でもフロッピーディスクに入らないんじゃ、かさばるんじゃないの?」
「大丈夫さ。たった数メガバイトで収まるからね。今どきの太ったウィルスよりよほど小さいよ。アレだったらベンダーが勝手につけた使えもしないネットTVアプリを消して代わりに入れておけばいい」
「すごいわ!マイク。うちの実家あたりじゃワンセグの信号なんてコンビニより見つけられないもの」
「だろう。田舎暮らしでの長い通勤時間でもこれ一本あれば、一年間は電車の中で退屈知らずさ」
「ところでその小説のタイトルは?」
「石炭と水晶 或いは百万丁の花嫁」
「まぁ素敵なタイトルね」
「アドレスはこちら」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884424007「素敵なレビューもつけてもらったのね」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884424007/reviews/1177354054886568072「皆さん、いつも応援ありがとうございます」
というくらいはしゃいでおります。