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完結しました 民俗ホラー(ラブストーリー) 『我が身もろとも神に捧げん』

 先月から投稿していた作品『我が身もろとも神に捧げん』を無事に完結させることができました。
 
第3章最終話「21 謁見、そして甘美な口づけ」
 https://kakuyomu.jp/works/16817330649660875278/episodes/16817330652575330028

エピローグ「22V 我が身もろとも神に捧げん」
 https://kakuyomu.jp/works/16817330649660875278/episodes/16817330652604241399

 投稿し終えた後に星やレビューをいただくことができました。
 実は長編でレビューをいただくのは初めてのことで、喜びの反閇を踏んでおります。
 
 素敵なレビューを書いていただいた松下真奈様、ありがとうございました。
 「美しく不気味」というお言葉は、私にとって最上の褒め言葉でした。
 カンナノカミはもともと限界集落で引き起こされる陰惨な事件のためのマクガフィン的なものとして考えていたので、過去や起源についてはしっかりと考えておりませんでした。
 指摘されてみると、ここをもう少ししっかりと書ければ耽美的民俗学ホラー(美しく不気味という素敵な表現で浮かれています)として完成度が上がったのではないかと浮き浮きしております。
 嬉しいだけでなく勉強にもなりました。
 松下様には毎回ハートをいただき本当に励まされておりました。
 PV0で心を折られなかったのはひとえに松下様のおかげです。
 本当にありがとうございました。

【書き終えて】
 この作品は私の長編2作目となります。
 前作を書いた時に気がついたのですが、私は恋愛の話がどうも好きらしいのです。
 ですから、今回の作品のテーマも恋だったり愛だったり憎しみだったり性だったりします。
 ただどういうわけか、恋愛の話が好きなのですが、恋愛真正面の話はどうにも書けないようで、前回は冒険譚の中に恋愛話がまぎれこみ、今回も外側はホラーで中に恋愛の話が入っているみたいな形になりました。
 どうしてそうなるのか理由はわかりません。
 実のところ、ちまちまと恋愛短編を書いていたりするのですが、これが日の目を見る日はいつくるのやら。
 
 前作とはジャンルも人称もかえて書いてみました。
 視点を変えると書き方も変わるもので色々と面白いものでした。
 ちなみにゼミ側の犠牲者たちですが、彼らは名前の中に犠牲になる順番を入れ込んであります。
 市(いち1)野井、新(にい2)納、三(み3)田、与(よ4)田。5番以降は助かっています。7の名字がいないのはラッキー7はいないということで。
(末広がり8はいいのかといわれると微妙なのですが、6と8に関しては書く前にインスピレーションをもらった本の著者名からいただいていたりして、9にはどうにもならなかったという次第です)

 ちなみに前作(異世界ファンタジー)はこちら(意地汚く宣伝します)
 https://kakuyomu.jp/my/works/16817139555998297017

【星とエターと煩悩と】
 「星ほしーの」と頭の悪そうな文句からはじめますが、実のところ、これが私の正直な気持ちです。
 「ほしー」の前には他にも「読んで」、「賞」等など自分の実力をわきまえないものが色々と入るのですが、それを隠していてもしょうがありません。
 私は煩悩の塊ですから。

 では、素直に星くださいと言えばいいだろうと思われるかもしれないのですが、小心者の私の面倒くさい性格のせいでそうもいかないのです。
 前作を書いたときも同じようなことを書いたのですが、
https://kakuyomu.jp/users/kuroishiren/news/16817330648973797938
 星をいただいておいて万が一にでもエターとかになったらどうしようと思うとねだりにくくなってしまったのです。
 ですから、今回も定期的に更新することと完結させることを第一に考えていました。
 これまた前に書いたことですが、エター作品というのが読者としての私は好きではありません。
 皆様のお時間をいただいた以上、こちら側が差し出すものとして完結くらいの対価はさしだすべきであろうと。
 とはいえ、突然更新がとまる可能性もゼロではありません。
 そうである以上、いわゆる「クレクレ」は完結するまでは我慢しようと思いました。

 今回、無事完結させることができたので、心置きなくお願いできます。
 星ください。フォローください。フォローはずさないでください。
 みっともないお願いであることは十分承知していますが、完結のご祝儀ということで大目にみてください。
 
【導線と近況ノートとか】
 前作を書きはじめたときは登録したばかりで右も左もわからなかったのですが、色々と調べていくうちに導線というものを意識するようになりました。
 そんなものなくても作品が面白ければ大丈夫なのでしょうが、私の場合はそうはいきません。

 いろいろな方が様々な工夫をしているのを拝見しますが、中には他者の気に障るようなものもあるような気がします。
 (やられてものすごく腹がたったのとか見ていてものすごく腹が立つのがあるのですよ)
 だから、あまり人様を押しのけてとか私が私がにならないレベルで導線をつくれないかなと考えておりました。
 結果として、近況ノートで更新を知らせるというおそらく最も無難な形に落ち着いたわけです。
 更新のお知らせは、ぷんぷん怒ることが多い私がみても気にならないので大丈夫かなと。

 ちなみに宣伝目的としての近況ノートは後で消すとか以前書いたのですが、気が変わりました。
 感謝の言葉やお礼を消してしまっては、相手に失礼ですし、あのときの自分の喜びまで消してしまうような気がしたからです。
 
 とはいえ、近況ノートばかりが増えるのもなんとなくもやもやするので、これからしばらくはまた節目節目で近況ノートに現れる程度に留めておこうと思います。

【これからについて】
 現在、執筆中のファンタジー作品があります。途中までは『我が身もろとも神に捧げん』と並行して書いていたのですが、カクヨムコンの応募締切の関係で途中でいったんストップしていたものです。
 まずはそちらを仕上げていこうと思っています。
 ただ、連載を始めるまでまだまだ時間もかかりそうなので、連載していないときも月に1回ぐらいは生存報告的に短編を投稿していこうと思います。
 今後ともお付き合いいただければ幸いです。

 というわけでここからは雑談です。

【400円当たった話】
 以前下のようなキャンペーンがありました。
 
 https://kakuyomu.jp/info/entry/klp_3rd_anniversary_cp
 
 ケチなわたしは400円欲しさにサポーターの方が1人もいないのに、「サポーター限定」の近況ノートを作成したのです。
 (400円欲しさを言い訳にのりのりでオーディオコメンタリー的なものを書き上げたという面についてはあまり認めたくないものです)
 セルフ羞恥プレイの恥ずかしさも快感も忘れかけた頃、突然リワードが400増えておりました。
 ああ、あたったのですね。
 ああいうものは当たらないと思ってました。
 運営様ありがとうございました。

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