猫の事務所
ブラックであるとか、二次消費者蔑視がまぁあるなぁとか、没案で「かあいさう」を繰り返すだけで、事務所が解散してそれっきりとか、いろいろ。「こべこべのアルミのベントーバコ」は小道迷子先生が反応(『しょうじょ探偵団』潮出版系の雑誌掲載 新潮社で出版)してゐたが、いいや。
初期形 「黄色な野原の真ん中」に建つ事務所で、猫独自の原簿と戸籍を扱ふ。独自の「ゲロ暦」といふ暦と、姓名を持つらしい。名前で「ホニャン」は珍しいらしい。
決定稿 「軽便鉄道の停車場」近くにある第六事務所で、歴史と地理を構ふ。・・・このトバスキー酋長とかゲンゾスキ―とかは人間なんだらうなやっぱ。
基本四人のぬこ様がゐる。皆さんエリートで、引く手あまたである。
・・・
釜猫さんが氷河鼠の養殖をするべく、事務所の力と他でなんとかする。鼠さんがもふもふしまくる。何かで鼠産業から 手を引かないといけない事情ができる。落ち。
落す際にライオンが使へれば。・・・白猫とか虎猫とか三毛 ぢゃあ 馬肉養殖場を造る釜猫の、惨状を見かねたサントン某が
「獅子殿!!あの釜猫が」
と叫ぶと、その肉球が指す方向には、(いろいろあって)普通の黄色なのっぱらがあるばかりなのでライオンさんに
「何があるんぢゃ 野原の他に」
とかいはれて
「But butbutbutbutbutbutbutbutbut」
とか言ふなど。
『雁の童子』で表紙にある
「征王いま 労働運動の首領として生まれ/世界を修羅に化せんとし/忍べる僧は/聖者とうまれ世界を天に化せんとす」と書き(後「労働運動の首領として生まれ」を削除)が、
高橋勘太郎さんの「マルキシズム猶(書けないよ!!)の国土を阿修羅たらしめ如来の大悲これを人界と為す」と対比すると興味深いと言ふのが天沢退二郎大先生のアレであるが、法華の関係では修羅道は地獄の系統で、ほんで、どっかの人の説(雑誌ムーであの)で、剣の道へ行く宮沢賢治像と言ふものがある。レーニン大先生が書記長やってた時、そこに情報がバンバン入ってきたので、あとKGBと仲が良かったレーニン大先生は、情報を操って、社会主義と言ふ正義に反するものを排除しまくった結果、書記長が首長的ポジションになってしまったとか何とか。