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自主企画「こだわりのタイトルの異世界ファンタジーの本棚」を始めました

作品を手に取ってもらうためには、良いタイトルを用意することが大事だと、私は考えています。
そこで、そんなこだわりのタイトルの異世界ファンタジー作品のための本棚企画を始めてみました。

こだわりのタイトルの異世界ファンタジーの本棚
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330650209745910

この近況ノートは作品のアピールの場として提供しておりますので、できましたらご自身の作品のタイトルにまつわるアピールポイントをコメント欄に記入いただけると幸いです。

と、いいましても、いきなり書けと言われても難しいでしょうから、一例として私の作品のタイトルのアピールポイントを少し書いてみます。

私の作品「先祖返りの町作り」のタイトルは、最初の予定だと「先祖返りの街づくり ~無限の寿命と新文明~」というものでした。
私の場合、タイトルを考えるときには、最初にその作品を表す代表的な単語を抽出します。
センマチの場合、以下のような単語を抜き出しました。

・先祖返り
・無限の寿命
・街づくり
・新文明

もうお気づきだと思いますが、最初のタイトルは、これらの単語を適当に並べただけのものです。
そしてしばらく推敲を重ねることになるのですが、最初に考えたのは、サブタイトルはちょっと冗長かなというものでした。
そこで、サブタイトルをまずは削除しました。

次に考えたのは、「街」という漢字についてです。
「商店街」とか「貴族街」のような言葉からわかる通り、この「街」という漢字はある程度家が密集している状態を表しています。
本作品だと、開発を始めるのは何もない寒村ですので、「街」よりも一般的な意味になる「町」の方が意味としてはふさわしいなと考えました。

このような考えのもとに「先祖返りの町作り」というタイトルは決定しました。
なにかしらの参考になれば幸いです。


以上、よろしくお願いいたします。

6件のコメント

  • よろしくお願いします。
    『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』という作品で、企画に参加させていただきました。

    異世界ファンタジーとしてわかりやすくしないと読者受けが悪いと考えて途中から副題「ウイルス研究者の異世界冒険記」を加えましたが、連載当時のタイトルは「ウイルスって何ですか?」だけでした。

    その「ウイルスって何ですか?」の部分が、まさに私のこだわっている点です。
    元々「異世界転生ファンタジーの小説の中で、ウイルスの解説をしよう」というのが執筆動機の一つであり、まずその意味で「ウイルスとは何か」的な言葉をずばりタイトルにしよう、という意図がありました。
    さらに鉤括弧「」の部分もこだわりです。少しネタバレになりますが、作中で登場人物の一人に「ウイルスって何ですか?」という質問セリフを言わせており、しかもそのセリフを第1章の一番ラストに持ってきています。そこまで読んでいただいた方々に「なるほど、それでこのタイトルか」と思っていただけるよう、そのままタイトルにしました。

    このように『作品を手に取ってもらうためには、良いタイトルを』とは真逆の、作者の自己満足の「こだわり」になってしまいますが……。
    カクヨムでいただいたレビューの中で「第一章の締め括り方が、タイトルを上手く回収した終わり方」というお言葉もいただいています。
    私のこだわり、伝わるかたにはバッチリ伝わっているようです。そんなこだわりのタイトルです!
  • 烏川 ハルさん。
    たびたびのご参加、ありがとうございます。

    私は分かりやすくていいタイトルだと思います。
    ウィルスはDNAまたはRNAを持ってはいますが、自分だけでは増殖できず、他の生物の増殖の仕組みを間借りして増えていくらしいですね。
    これもあって、ウィルスは生物なのか違うのかの議論が出るのでしょう。
    そんな不思議なウィルスを扱ったファンタジー作品というのがよく分かるので、とてもいいタイトルだと私は思います。

    私が過去に愛読した本の中に「生物と無生物の間」という本がありまして、とても面白く読ませていただきました。
    その知識も生かせるのかなと勝手に想像していますので、年末ぐらいにまとまった暇ができたら、ぜひとも読ませていただきたいなと思っております。
  • はじめまして、「大樹の物語」で参加させていただいてます。

    「辺境の古森に根づいた大樹の終焉」にまつわる物語なので「大樹の物語」

    説明兼ねた長めのタイトルにしようかとも考えたのですが、物語自体が古めの作風なので、タイトルも昔ながらの短めで5文字に落ち着きました。

    あと個人的に、Web小説、読むのも書くのも日が浅いもので、長めのタイトルに馴染がなかったりします。



    お話的には、

     僻地にある古森の守り人が森の要である大樹の崩落を予見する。守り人は森の再生の鍵となる人物を求め、自らの分霊を大荒野に送り出す

    ...的な感じで幕が開けます


    Web小説的には話の内容がわかる長めのタイトルの方が向いてるんだろうなと思いながらも、最終的に候補から選んだのが短めのタイトル

    そんな最中に見かけたイベントがこちらだったので「こだわりのタイトル」として参加させていただきました。

    せめてキャッチフレーズで作品のフレーバーだけでも読者の方に伝わればなと...orz
  • 秋島保さん。
    ご参加ありがとうございます。

    私は逆に目立っていていいタイトルだと思います。
    実際、参加くださった作品を一覧表示させて眺めてみますと、五文字のタイトルはとても目を引きます。
    手に取ってもらうためには目立ってなんぼですから、その意味でもとてもいいタイトルではないでしょうか?

    内容的にも、わずか五文字であるにもかかわらず、ある程度の内容が推測できますので、素晴らしいタイトルであると思います。

    個人的には、その短くまとめられる才能を分けていただきたいぐらいです(笑)。
  • はじめまして
    古芭白あきらと申します。
    「令嬢類最強!?~悪役令嬢(わたし)より強い奴に会いに行く~」
    で参加させていただきました。

    霊長類最強の女を悪役令嬢転生させ、異世界で暴れまわるストーリーにしようと考え「令嬢類最強」と名付けました。
    どうせなら徹底的にギャグでいこうと考え、ストリートファイターⅡのキャッチコピー「俺より強い奴に会いに行く」をサブタイとして、少しネタを入れています。

    ストⅡネタはちょっと古いので若い方には厳しいかも……(;・∀・)

    内容は漫画、アニメ、格闘技などから色んなネタを仕入れて作り上げたパロディです。

    なんだかシリアスな作品ばかりのなかでパロディ作品を提供して恐縮ですが……

    タイトルだけで笑ってくれると嬉しいです。

    ちなみにキャッチコピーは「私はいつ何時、誰の挑戦でも受ける!!!――この女、令嬢類最強につき」(・ω・)ノ
  • 古芭白 あきらさん。
    ご参加ありがとうございます。

    私は老眼が始まっている年齢ですので、ストIIネタはドストライクです(笑)。

    楽しそうな雰囲気がこれだけで伝わってくる、とても愉快なタイトルで分かりやすく、いいタイトルであると思います。

    実はこの企画が終了した後、1/1から「こだわりのキャッチコピーの異世界ファンタジーの本棚」という企画も予定しておりまして、もしよろしければそちらにもご参加いただけたらなと思える素敵なキャッチコピーだと感じました。
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