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個人的におすすめする伝奇作品10

・『木島日記』
・『北神伝綺』

この二つのマンガは大塚英志氏が原作を担当した作品です。どちらも昭和、それも戦争に近づいてゆくきな臭い時代を描いています。作中で「日本スゲー!」「日本人って優秀!」と浮かれている人々はどこかで見たような気がしますね。そういった部分だけでなく、「戦艦大和を不沈艦とするために人柱を艦内に閉じ込めようとする」など、科学と呪術が混じり合ったアイディアに惹かれました。

・『スプリガン』

皆川亮二先生の初期作です。筋力などを大幅に向上させるスーツを着た主人公が、人間の手に余る超科学の遺物を回収しようとバトルするお話。山岳ピラミッド説など、伝奇的な設定もよく出てきます。少年漫画の王道を行くという感じで、読んでいてとても興奮しましたね。

・『羊のうた』

冬目景先生の作品。「愛しい人の血が吸いたくなる」という奇病を患う姉弟の物語です。黒髪ロングで着物を着た病弱な少女に大変、萌えました。姉なのに弟に守ってもらう――このギャップがいいですよね。

・『真月譚月姫』

佐々木少年先生が担当された『月姫』のコミカライズ。原作者に太鼓判を押されただけあって、非常にていねいな作品です。原作の面白さ、良さをとっても引き出しています。FGOから型月伝奇に入った方に、あの世界観を知る上でもおすすめしたいです。

・『Sola』

入院生活を送る病弱な姉が出てくるんですよ。これが萌える子なんです。最高なんです。アニメ作品だったと思いますが、私が読んだのは阿倍野ちゃこ先生がコミカライズされた作品。先生が描く女の子は儚く、とっても柔らかそうで、最高なんです。(二回目)

・『魍魎の匣』

終戦から少し経った時代を背景に、陰惨な事件を追うという趣向のミステリです。分厚い本ですが、一晩で読んでしまいました。くらくらと目眩がするような作品、すばらしかったです。ヒロインの陽子は最高に萌えました。

・『翡翠峡奇譚』

広江礼威先生の初期作。ナチスと戦う考古学者というとインディー・ジョーンズを思い浮かべますが、まさに日本ならではの作品と言えましょう。ナチス、スパイ、魔術師、ロボットが、神さま(美少女)を巡って争うという最高の展開。少年だった私を熱くしました。

・『BloodAlone』

吸血鬼になってしまった幼い少女を、小説家にして探偵の青年が守る――そんな二人の甘い生活が萌えますね。一方、シリアスなパートは燃えます。主人公のクロエが強いこと! 彼の異能がなんなのか、あれこれと考えましたね~。あと、かっこいいルビにもしびれましたね。あ、レンフィールドというルビは『吸血鬼ドラキュラ』の登場人物からとったみたいですね。最近になって知りました。

・『アサルト・オン・ヤオヨロズ』

最後にご紹介するのは『小説家になろう』で連載中の伝奇バトル。まず主人公の語りがイイんです。現代日本なのに主人公は妙に古い言葉を使います。この語り口が伝奇世界のおどろおどろしさを見事に表現していて、読んでいてどっぷりハマりますね。それにヒロインたちがかわいいです。私の推しは桧取沢(ひとりざわ)さん。ああいう学校で目立たないけどおっぱいがでかい子は良いですね。

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