昔、ウエハースチョコに付いてくるキャラクターシールをよく集めていたんですが、そのシールの裏側に書かれた文章を読むのが好きでした。
トレーディングカードやゲームのアイテム説明欄なんかにもあるフレイバーテキストってやつです。
あの小さな枠の中に書かれた短い文章は、私と、シールに描かれたキャラクターの間にある隙間をしっかりと埋めてくれるんですよね。
短い文章で感じ取れる奥深い世界観にワクワクし、想像を膨らませる。そんな楽しさを小説形式に落とし込めないかなと、模索しています。
「ヒヤウ・クラ・カムヘ ～掌編まとめ～」の中に掲載した「４００文字神話」ってやつがその実験作なんですが、んー、どうかなあ。