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遠慮なく言います。

https://kakuyomu.jp/works/16816927862638822229/episodes/16816927862837531461

こんにちは。
「単眼のワカ」、第十三話「ゴロウとタイラ」を投稿しました。

ぶっちゃけストック貯まってます。具体的にいえば現在、40話以上まで書き進んでいるところなんです。更新頻度を早めにするかどうか、ちょっと迷っています。一週間に4話投稿みたいな。



まぁ、それはさておき(なんかもうクセになってます)。



もう一度ぶっちゃけると、聴覚障害者と手話の扱いって難しいんですよ。特に、小説といった文字だけの媒体だと。

聴覚障害者は口話と読唇ができる人、そうでない人、下手くそな人、できるけどやりたくない人……と色々分かれるんですね。その違いを文字だけでどう表現するか……。

いっそのこと、「     」といった具合に表現するか、と考えたこともありました。もしくは「ワタシノ、ナマエハ、コトブキデス」というようにカタカナに変換するか。

そして手話は完全に「見る」言語です。ひとつひとつの手指の動きを文字で表現しようとしたら、かなりページを食います。「ありがとう」ひとつとっても、以下のようになるんですね。


「胸の高さで右手を水平にし、その上に左手を乗せて、右手は同じ位置のまま、左手を上方に動かす」といった具合に。


こんな風にいちいち表現していたら、テンポが悪いこと悪いこと。なので、聴覚障害者や手話を小説の中に出そうと思ったら、相当うまくやらないといけないのです。また、実際に当事者に接したことのある人、手話に手慣れている人、そして当事者自身が書く方が望ましい。



バトルものでよく、盲の人(なぜか武器は大体、刀)が出てきますけれど、聴覚障害者が出てくることがまずありません。手話を武器にするとか、そんな罰当たりなこともありません(考えたことはあります)。



なぜか?



「聞こえない」より、「見えない」という方がより実感しやすいからと自分は思っています。見えなくても音で判断できる、というアドバンテージがあるからでしょう。
しかし、「聞こえない」は違う。どう表現したらいいか、頭を使います。何を武器にしたらいいのか……それなら最初から書かない・出さない方が賢明。



自分は出してもいいと思うんですけどね。手話を武器にしてもいいし、聞こえなくても特別なツールを使って戦うとかでもいいし。盲の方(座頭市とか)や車椅子の方(ハンターハンターとか)だってバトルもので活躍しているのに、聴覚障害者だけ出しづらいってどうなんでしょ? と思ったりします。



まぁ手話は言語ですから、武器にしたりしたらある団体から怒られそうな気がしないでもないですが。使えると思うんだけどなぁ。



こんなことが言えるのは、自分が聴覚障害者だからですかね。どうなんでしょう。

半端な知識で書かれても困りますけども。



とりあえず、ここで〆ます。

「障害者を作中で出す、表現するには?」というテーマでもしかしたら一本書けるかもしれませんね。

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