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遥から彼方まで 今更書き

(号泣)←意味不明スタート。

もう何回かわかりません。

何がと言いますと。



自分で『遥から彼方まで』のシーンを思い浮かんで涙ぐんだ回数です。

自分の書いた物語を思い出して自分で感動する。

これって究極の自給自足じゃないですか。

成年向け性的漫画家が、自分の漫画でソロプレイするようなものですね!←たとえ

映像で表現するならこうしようとか、ラストシーンはなかったセリフを足して、あのセリフで締めようとか、自ら妄想が膨らんでます。

いつまで拘ってんだコラと思われていると思いますが

1月中は拘ります!(後2日)

今更ですが、残りの想いを吐き出しておきましょう。1月中に。

そしたら、きっと前に進めると思います。

万が一この近況ノートを読んでくださっていて、今後『遥から彼方まで』を読んで頂く予定がありましたら、ここから先は見ない方がいいかもしれません。

自分でも何を書くかわからないので、ネタバレも盛大に書いちゃうかもしれません。

以下今更書き





























正直な話、タイトルは重要だと言っておきながら、タイトルには拘ったり適当だったりする物語があります。

今回は珍しく(オイ)かなり拘ったんです。
タイトルに実は複数の意味が込められていたり、タイトルを物語上で意味がある言葉として回収する物語が好きなのです。

物語のラストで最初のタイトルに戻るという構成、滅茶苦茶興奮します。

ラノベではありますが、人類は衰退しましたとかも、本編最終話が1話と同タイトルです。

ようせいさんたちのちきゅう。

こういうのホント好きです。

で、タイトルを思いついた時点でもうキャラの名前もそのままいこうと思いましたね。

それにしても語りすぎてちょっと引く感じの作者そのものになってしまっているのですが

許してください←心の土下座

『遥から彼方まで』には5つの意味を込めました(こういうの恥ずかしいと思いながら書いてます)。



遥遠くから、悠久の彼方まで、遠く遠く想いが繋がって、どんな方法を使ってでも届いていく様を描きたかったのです。
時間は流れ行くもので、本来交錯することない時間や会うのとのない人々が出会い、そこから学んだり影響を受けることを、尊いと思ったのです。
リムから遥。遥からカナタだけでなく、リムからカナタまでの長い長い時間を超えた結末は、とても好きです。



ハルカから彼方まで、過去も未来も含めて1人の主人公の様々な時間軸上の冒険を描きたかったのです。
未来どころか、別の時空での人生にもほんのりと触れています。
目に見えないところでひっそりと存在している様々な可能性は、可能性としてあるのですが私たちにはわかりません。
今の自分が何の役に立てるのか、がんばっても意味はあるのかという気持ちって絶対にあると思います。
ちょっと反則気味ですが、別の可能性から学んで、少しばかり変化した結果の先のハッピーエンドを、全力で見たかったのです。



遥か遠くからカナタに届いた、ストーリーの結末に触れたかったのです。
過去から更に過去へ。自らのルーツからさらに遥か先への冒険譚は、内心では不安や虚しさもあったはずです。
結局何をやっても、自分自身が変わらない、道具を使えば、全てなかったことに出来てしまう。
そんな反則的なルールを知っていたからこそ、色々と大胆なことが出来るというカラクリを仕込んだつもりです。ただそこにあるのは圧倒的な無力感です。自分の未来は変わらないのだから。
それでも、がんばった末の別の結末は、彼女を幸せな気持ちにすることが出来たはずです。そのがんばったで賞をあげたかったのです。



ハルカからカナタまで辿り着いた。
そんな自分の歩み一歩一歩の始まりを描きたかったのです。
ハルカがカナタに出会う物語は、実を言うと人生のほんの一部分ではありますが、とてもかけがえのないひと時だったはずです。
そうなんです。これは
世界で1番大好きな人に出会うまでの物語です。




ぶっちゃけタイトルの感じには着想を得た元ネタがあります(おっと?)

こなたよりかなたまで

ええ、PCゲームです。

あまりにもタイトルが好き過ぎたので、初めは真面目に『遥よりカナタまで』にしようと思ってました。

しかし、私の中に巣食うデビル先輩は言いました。

ほぼタイトルパクリやんけ

ですよねぇ……。

で、悩んだ末にこうなりました。

ただ、結果的に良かったと思っています。
より、にしてしまうと、遥という部分からカナタに向かう雰囲気が強すぎるように思います。
から、にしたおかげで少し柔らかめなニュアンスになり、行き先に広がりが見えたような雰囲気になりました。あくまで主観ですが。様々な可能性を示唆することも希望の一つなので、今となってはとても気に入っています。



蛇足ですが、らき⭐️すたの主役はこなたという名前で、母親がカナタでした。彼方からここへという空間的な広がりを持つ名前めっちゃ好きいいいい。

そして、DDDの主人公は所在(アリカ)で、妹はカナタです。
両親もしゃれた名前を付けるなと友人から絶賛されたなか、アリカは言います。

「いや、火の鉈って書いて火鉈」

友人は言います。

「おおよそ人間の名前じゃねえな……」

名前を付けるのも、色々なところから影響を受けているということで、ここは一つご勘弁ください。



さて、今更なんでこんなことを書いたかと申しますと、やはりハルカナに自分自身が拘り過ぎていたので、その気持ちを全部吐き出して、一旦断ち切るためです。

愛し拘るのは良いことかもしれませんが、それで停滞を望んでいるわけではないのです。

全部全部吐き出して、空いたスペースにはまた別のものを収納できるはずです。

ものすごく愛したから、一旦さよならしましょう。

そしていつかまたふとした瞬間、薄く靄がかったようにこの物語を忘れた頃に、また思い出して涙しましょう。

どうもありがとうございました。

バイバイ。

遥か彼方先で、またよろしくね。














いや消すわけじゃないですよ!

ネクストコナンズヒント



「君は……本当にクジュだね」

10件のコメント

  • 断ち切って、しまうだと……!?
    いえまぁ、綺麗に完結した物語ですから未練というものはないですけど、次のも楽しみですけど。
  •  ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

     まあいいじゃん。一番の読者は作者だからさ。

     実は私も連載再開にあたり自分の作品読み返してて……泣きました。だって、だって。うわーん。切なーい。


    「人類は衰退しました」おもしろいですね~。
     子供たちがアニメが好きでよく見てます。いや、あれ、子供向けの話じゃないでしょって思うのだけど。アニメで順番入れ替えてるの、あれはあれで成功だと思います。

     あのループの話、助手さんだと思ったのが実は……ってわかったとき、いろんな意味ですげえと思った。いやだってあの発想はいやらしいよ、うん。

     というわけでハルカナもいやらしいよ。フロイト的な発想だね。遠藤さんのってそういうの多いね。人間的だね。いいと思うよ。

     おまえしゃべり方おかしいだろって? うん。キャラ崩壊。なんかいろいろ疲れちゃいました。カクヨムコン。

     二月からはまた通常運転でぼちぼちやってきますので、今後ともよろしくお願いいたします。ではまた。
  • 草詩様へ

    いやーなんだか大体的に大袈裟な書き方をしてしまったのですが、要はですね。

    ハルカナのことを考え過ぎていて他の作品に手がつかないので、一旦心の片隅に置いておきます。そのために思ってたことを吐き出してしまおうってだけなので、私は元気です!

    今執筆中のものはもちろん、次の作品もがんばっていきます。

    ありがとうございました!
  • 奈月沙耶様へ

    思い入れが強すぎてあれでしたので、一回スッキリしました。これで多分書けますぞー。

    自分の作品を一番愛しているのは自分ですからね。その気持ちわかります。

    人退は子供向けのフリしてシニカルなブラックジョークが効いていますからね。妖精たちのお茶会の話で、いつも泣いてしまいます。

    「もうさみしくない?」

    ああああ泣ける。

    そして、言われて気付きました。タイムバナナの話、確かに構図がハルカナと……うわあああああマジやないですか。
    うん、まあテーマは違うし、セーフ。
    でもやらしいですわ。これはやらしいですわ。

    さすが勝手に僕が心の師と仰いでいるロミオ先生だ。クロスチャンネルのシナリオライターが人退の作者なのですから、やっぱすげえですわこの方。

    そして、無意識に影響を受けまくっていたというオチ。無意識ってすげえ(フロイト感)。

    フロイト的って、褒めてるんですよね? 心理学とか脳科学とかは好きな分野ですけど。
    それともなんでも性的なことに結びつけるエロ親父と言いたいんですかあああああああああ。

    ……そうかも←納得。



    いろいろ疲れちゃったとな。
    確かに、なんだか僕も疲れました。
    本当の意味でいろいろ疲れたってことが共有できているとは思わないですけど、なんとなく沙耶姉様もこういうことを思ってるのかもって想像すると、ちょっと気が楽になった気もします。気のせいかもですけど、それでいいです。

    まあいろいろ気になることとか人間性とか勝手に考えちゃうと疲れます。もちろん自分自身の自己顕示欲や浅ましさも含めて考えると、さらに疲労は倍増ですね。

    何もない平和な日常って、超尊いです。

    また適当な感じで、遊びに行ったりまた来たりしてください。

    ではまたー。
  • 分かります! 凄く分かります!
    私も『春よ来い』を元に書いた作品で同じこと起きてます。

    友人と共に読み返して同じとこで何度も泣き、
    映画にしたら、ここでこうして、こんな映像流しながら『春よ来い』ながすの! とか言って、勝手に泣いて。

    いや、ホント、良く分かります。
    で、なかなか次が書けない。

    が、頑張りましょうね! ほどほどに!
  • 橘 月様へ

    やはり、どうしても映像的な妄想もしてしまいますよね!
    どんな感じにしようとか、この映像には雰囲気として曲はとか。

    それで、次にいけないんですよね。

    が、がんばります!

    お互いがんばっていきましょう!
  • こんばんは。

    ものすごく愛したから、一旦さよなら。
    そうですね。
    ひととき離れるのもいいですよね。
    わたしの場合、ちょっと忘れておいて、そのあと猛然とジタバタし始めました。
    パステル。笑
    遠藤さんも、そのうち是非!

  • せなつさんへ

    過去に作った自分の作品には思い入れはありますけど、新しい物も生み出していきたいという欲求もあります。

    果たして本当に成長しているのかはいつだって不安ですけど、拘り、立ち止まり続けることが性に合わない人間なようです僕は。

    その為に、一回距離を置いて、いつかまた向き合った時に、新鮮な気持ちで触りたいなあって思いました。
    そのうち、きっとまた。

    コメントありがとうございます!
  • 遠藤孝祐さま

     お邪魔致します。奈月です。近況にコメントをありがとうございました。
     ぶっちゃけ自信があったので涙が出るほど安堵しました(自信は?)
     層の薄さに助けられた感はありますが狙いどころは間違ってなかったってことで。
     今は祝ってもらっておきます。

     自分の今の技量を確認するためにも連載小説コンにも応募したいけど、私は為になる知識が何もないから悩みどころです。コンテストの趣旨を考えるならば的はここです。このテンプレートははずせない。それに、よりスマホ向けに特化した文体が必要ですよね。空行とか空行とか空行とか。

     こうやって分析しちゃう時点で技量の問題じゃないんじゃって思うのだけど。web小説って難しい。
     何も考えずに楽しめば良いんですけどね~。わかっちゃいるんですよ~。はい。


     そうそう。何でも性的に解釈するの。はっはっは。でもその側面は否定しきれない。人間らしいよ。いいじゃん。

     それではまた。(文脈!)
  • 奈月沙耶様へ

    層の薄さって言ってしまうと、他の参加者が可哀想な気も。
    いやでも、自信を持たれるだけのことはあると思います。
    短めのエピソードで8万字前後。役立つ知識が肝ですよね。
    主婦の力を活かしたエッセイ的な緩さを売りにしてもいいのではと思いますけどね。1話が短すぎる区切りになるでしょうし。まあうまい具合に切れば関係ないかもですが。

    スマホでも読む身として、昔は改行入れて空白もあった方が読みやすい

    と思っていたのですが……最近スマホであっても詰まっていた方が読みやすく感じました。
    でもきっと本も読むからこその慣れなのかもしれないので、この意見は参考にならないかもです。
    読みやすさや行を開けたり文字をあえて詰めたりも技術の一環だと思います。もちろん分析力も。それも含めての文章力だと思うので、存分に作戦を練った上で楽しめればいいのかなと思います。僕は疲れたので今回のコンテストはスルーします!

    男女は違う生き物だと思ってますからねえ、ええ。
    まあ、自分が楽しく書ければそれでいいのですわははは。

    それではまたー(文脈)。
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