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なぜ作品を美しいと感じるのか。

クラシックは嗜まないのですが、歌のない音楽を聴いたりします。

東方プロジェクトというゲームのキャラクターのテーマソングである「感情の摩天楼」を聴いていて、時折ひっそりと涙したりします。

歌であれば、優美で扇情的な歌詞、もしくは共感できるような言葉と音楽を持って、感情が刺激されて泣いたりするのはわかります。

けれど、どうして音楽だけで泣けるのだろうか?

詮無いことを考えているうちに、自分なりの解答は一応得ました。

歌は無くとも、音楽の流れにそのキャラクターを表すような思いが、バックボーンがあるのです。

弟を亡くし、妖怪達を導くようになる過程は、全てではないながらも少しは探して、裏にある物語にも多少触れました。

そんな時、音楽を改めて聴いていると、見たこともない光景が浮かび上がって来るのです。

その音の意味を、旋律の想いを、自分なりに理解したからこそ、音楽の中にストーリーを描いて、感情を刺激したのではないかと思います。

音楽だけでなく、きっと小説でも同じことなのかもしれませんね。

キャラクターやストーリーに、意味や意図を見出し、自分なりに理解した時に、本当の意味で感動が押し寄せる。

そういうものかもしれません。

様々な事象やギミックを用いて、大事な大事な心を表現できる物語を書いてみたい。

そう思いました。



連続で更新しすぎな、更新情報です。

短編 カメリア を更新しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884132247/episodes/1177354054884132259

衝動的に書きたくなっただけです。

ただ、短い話であるので、もし私を初めて見つけて頂いた方は「これ短いからとりあえず読んでみるか」そんな気持ちになって頂けるかもしれない打算も含まれております(書かなくてもいい事情)。



ブラックホールについての本と、パラドックスに関する本を買いました。

4000円……高え。

超文系の私が、一体何を目指しているのか自分でもわかりませんが、がんばって勉強しようと思います。

きっと物語を作る糧となるでしょうし。

それでは。

5件のコメント

  • 遠藤さん。
    このところ、専売特許のひとりツッコミをマネしていてすみません。

    カメリア、好きです。
    色彩や動き、光、風。
    触覚や音も感じます。

    多作ですね。うらやましいです。

    音楽で感動する理由。
    わたしには未だに謎です。
    音のバックボーンがなくとも、涙してしまいます。
    ほんの2〜3小節だけで、心が動き、琴線に触れられて、その曲を好きになってしまいます。

    その影の物語、人物、蓄積した時間などに感情を刺激されるとすれば、それは小説的でもある。
    物語を言葉でつむぐ書き手に必要な感性だと思います。
    わたしにはそれが足りない。
    音だけで感激してしまうから。笑


    PS:ブラックホール話。期待しております!
  • 音楽の中のストーリーと聞いて私が一番に思い浮かべたのは、久石譲さんの「SUMMER」という曲です。

    映画「菊次郎の夏」の主題歌なのですが、友達からこの曲のことを教えて貰って初めて聞いた時、頭の中に夏のイメージが鮮やかに浮かんで、思わずその光景を絵に描いてしまったという思い出があります。(青空の下、ひまわり畑の中で手を挙げる少年の後姿のようなものをイメージ)

    また、私はTVゲームが大好きで、そこで流れる音楽も好きなのですが、戦いの時は激しく、悲しいシーンではしっとりと、楽しいシーンでは賑やかにと、当たり前のようですが、そうした違いが生み出されるのも、音楽の持つストーリー性なのかもしれません!(音楽にも起承転結がありますしね!)

    読者としても、短編小説は読んでレビューするというWeb小説の醍醐味が気軽に楽しめるので、大変重宝しております!(作者のテイストも分かりますからね!)

    人気漫画も最初は読み切りから始まることを考えると、短編で腕を磨くというのは小説でも有効な手段ではないかと思います!
  • 瀬夏ジュン様へ

    ひとりツッコミ、どんどん使っていっていいと思います。そしてひとりツッコミの輪を!
    それはきっと痛々しいかもです。

    勢いで書いたカメリア、読んで頂きありがとうございます。嬉しいです。
    簡素な表現ばかり最近使ってた気がするので、少し頭を捻るトレーニングとして書きました。

    音だけだ感動するとは……それはとても素晴らしいことだと思うのですよ。

    その音の連なりに今まで経験した感動や感情を捉えているように思います。

    音楽のもつ雰囲気に感動出来る感性が豊かなのですよ。ぜひともその感性を活かした小説が読んでみたいです(プレッシャーを与えるスタイル)。楽しみにしています。

    ブラックホールについて……書ける自信は、ないです(弱気)。

    ただ今考えている物語にブラックホールや相対性理論のさわりだけでも必要になってきそうなので、顔を渋めながらなんとか読んでます。(若干ネタバレやん)

    今必死に考えているのは、難しい部分をどうやって誤魔化すかです(ぶっちゃけ)。
  • 埴輪様へ

    お越し頂いた上に勢いのカメリアに予想外の素敵レビューを頂き、まことにありがとうございます。

    久石譲先生の「summer」を拝聴致しました。
    聞き覚えがあり、目を閉じれば緑藻とした草原と屈曲し、清涼な川の光景が浮かんで参りました。

    音楽のもつ起承転結の流れは、やはり同様に物語であるのかもしれないですね。

    ゲームの中でもシーンによって様々な印象の音楽が物語に彩りを加えられて、より素晴らしい物になっていると思います。ああPS4とスイッチが欲しい(買ったら多分執筆が滞りますね)。

    短編は思いの外難しいものだと感じます。だからこそその人その人のテイストが出てくるものなんでしょうね。

    もっと短編の物語も大切にして、力を付けて行きたいと思います。

    ありがとうございました。
  • ampoule様へ

    お久しぶりですね。

    カメリアをお読みいただいた上に、カッコよすぎるレビューまで頂き、まことにありがとうございます。

    細かいことや意味はきっと私がごちゃごちゃ言うことではなく、ampoule様が感じて下さったことが真実。それでいいと思います。

    お読みいただいたことを感謝します。

    せっかくのご縁ですので、またお邪魔させて頂きたく思います。
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