コンテスト作品もひと段落ついたし、ヨム方を開始致しましたが、やはり皆様の独特の発想力、構成には驚かされることばかりです。
そんな中、はい魔王様、第3惑星(以下略)にもコメントやレビューを頂き、誠にありがとうございました。
ウキウキな気分でヨムしていると、流石に疲れました。
気分転換に本でも読もう(何かがおかしい)と思い、久しぶりに乙一先生の陽だまりの詩という短編作品を読みました。
なんなんこれ。なんなんこれー!(キャラ崩壊)
まだ読書することを楽しみと思えなかった中学生時代に、おそらく読書の時間とかでイヤイヤ読んだながらに、きちんと読み切れた記念すべき作品でした。
あの当時も感動したものですが、今読み終えると、もう感動なんて話ではありませんでした。
ただ感情が、ごく自然に涙として溢れ出る。暖かさと深みに今更になって気づき、声をあげて泣きました。
巧みな語り口と紡がれた伏線。出来事の中で芽生える心。
29ページという短さでこれほどまでに心の扉を優しく開かれるとは、思いもしませんでした。
ふと気になって、大体の文字数を計算してみたら、おそらく二万字前後。
愕然とし、同時に絶望しました。
自らが投稿した日帰りファンタジー短編と同じぐらいの分量で、ここまで感情の奔流を揺るがせる物語を奏でられるのかと。
無力さに打ちひしがれ、河原でこんな文章を書いている私は、間違いなくアホそのものですけど、
静かなる闘志が、湧いてきました。
己の無知を知れ。
己の無力を知れ。
そこからきっと、成長することが許される、そう思います。
更新情報です。
表の裏の物語
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883771440/episodes/1177354054884071787くーちゃんが……
新たな知的遊戯の遊び方について考えるエッセイ、世界が平和でありますように
優しい物語が、紡がれますように
も更新です。
もうひと頑張り、致します。