• 詩・童話・その他
  • 現代ドラマ

遠藤孝祐の朝は早い

それは通勤に時間がかかるからだ。

電車に乗り込むと、やれることがなくなるので、大概は小説を読んで過ごす。

時期に寝る(すかー)。

乗り継いで乗り継いで、三十分も歩くとすぐに職場だ。

堅牢な建物に圧倒されてしまうが、自分も一員なのだ。びびることはない。

フワッとした白衣の制服に着替える。夏は暑く、冬は寒いという欠点持ち。

さあ、今日もがんばっていこう。

オートロックの扉を開け、今日最初に出会った方からは

素敵にかめはめ波を打たれた。

これが僕の日常。

書類にサインを貰わなければならない。

廊下を闊歩していると、ゾンビのような足取りの人から「おしっこー」と野太い引き止め。

「ちょっと待って」そう返すと「ちょっとしか待てない」と子供のような返し。

一分もたたないうちに大声が飛んできた。

「ちょっと!」

そっち基準のちょっとかい。

「バカヤロー」のハーモニーをBGMに、盗まれたバスタオルを追って、バンバンと叩かれる窓にはタバコを求めるヤクザのような者。

かかってきた電話をピッチで受けると、警察やら弁護士やら、お偉いさん方からのラブコールで、コネをコネコネできる予感を感じた。

時には訴えてやると素敵な殺し文句で口説かれ、離婚騒動の夫婦喧嘩もホールで執り行われたりする。

ああ、素敵な僕の日常。

「今日も死にそうな顔してるね」

気のせいです(キラッ)。

楽しいと思えば、毎日は楽しい(これはフィクションです。フィクションですってば)。




本編です(冷静)。

表裏もの(意味深)7話更新です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883771440/episodes/1177354054883933501

一度何かの間違いでピックアップにあげていただいたみたいで、なんかPVが増えていて正直ビビってます。

やはり幼女か、幼女がいいのんか。

若干ラブコメのジャンルで正しいのか迷いはありますが、謎はもうほっぽりだしてくーちゃんと珠式さんが可愛けりゃいいってことにしましょう。

少なくとも、私は可愛い思いながら書いているので、万事オーケーなのです。



さて、最後に真の本編ですが、作品を見ていただいたお礼は、作品を語ることで返す。逆に作品を語ることには見返りを求めない。ただ作品のことは作品において語るべきだ。

とそれっぽい信念っぽい何かを持ってたり持っていなかったりしたのですが、レビューをさせて頂いた方々がご丁寧に近況ノートにきて頂いているので、なんかこんなことを考えているのが恥ずかしくなりました(赤……面)。

そんなわけで、日和ます(ゴマスリスリ)。

感謝の言葉を述べさせて頂きます。

近況ノートに来て頂き、作品まで読んで頂いた、紺藤香純様、誠にありがとうございます。

色々な方に読んで頂いていて感謝の念は絶えませんが、瀬夏ジュン様、奈月沙耶様、あずさゆみ様、星埜銀杏様には、格別にお世話になっておりまして、非常に嬉しく思います。

埴輪様、真白小雪様、陽野ひまわり様、これからもお世話になると思います。

新たにレビューを頂きました兎神 入鹿様、ありがとうございます。
表裏はゆっくりと続けるつもりでありましたが、今の段階でレビューを頂けるとは思っていなかったです。

カクこととヨムことで繋がっていくこれからは、もっともっと充実していくと思います。

これからも、よろしくお願い致します。






よし←ふざけないと死ぬ病。

6件のコメント

  • 遠藤孝祐さんへ

    作家はぁ、孤立する。そういうもんだって聞きました。
    とりあえず、執筆に邪魔なら閉じこもるなりなんなりして、外界と連絡を断つことも必要になったりしますよ。わたくし、カクしてるとき、ヨムできない。カクときはどSですがヨムのときはどMです。必然的にそうなってしまいます。同時にできるはずないんです。

    疲れたら、ようく体を休めてください。
    このごろのわたくしの態度は目に余ったかもしれませんけど、まだまだカクヨムに不慣れなのです。ずっこけたりします。
    免罪符が欲しさに言うわけではないけれど、遠藤さんのことは人間として好きです。面白いし、なんか自虐もあるけど、人を傷つけないでしょう?
    そういうことです。
    長くなりました。ごめんなさい。
    遊んだら帰ります。お元気で。


    あずさ ゆみより
  • しっかりとした切り替えが必要な人も、そうでない人も様々ですよね。
    メリハリをつけて集中できるという技術は、私としては羨ましくもあります。
    ふわふわと読んで書いて読んで書いてとどっちつかずな状態が割と多いものですから。
    きっと悪いことではないと、思います。

    嬉しいお言葉です。ありがとうございます。

    もしかしたら気にされているのかもしれませんが、特に嫌な気持ちを抱いているわけではありませんよ。カクヨム内だけに限らず、人間同士の関係はえてして自分勝手な部分が出ると思います。
    あれだけ絡んでいた友達も、数年経てば連絡も取らないということは、多々あります。
    逆に音沙汰なかったのに急に連絡をとったりと。
    私は、それでいいと思うのです。自分が接したい時に接する人間関係は身勝手に見えるかもしれませんが、それは側からみる意見よりも、当の本人が受け入れているかどうかだと思います。私は構いません。好きな時に絡んだり絡まなかったり、それでいいと思います。

    人を傷つけないように生きてきたように思いますが、それを優しさだとは思わないので、自虐もします。
    まあ、ただ自虐性をネタにすることで、一人でも多く笑っていただければという気持ちだけは嘘はないつもりです。

    人気出るかもしれないし(台無し)
  • 遠藤孝祐さんへ

    つい、無責任に元気を出して、なんて言ってしまいそうになるけれど、エッセイを拝読したら、もう無理はしないでーって思ってしまいました。

    遠藤さんの多角的視点はいいと思うんですよ。いろんな意味で好かれる層が広いです。
    リアルでは子供とお年寄りに好かれそうだし、カクヨムでは作家志望者を魅了なさるし、十分人気者ですよ。
    自虐を少し減らして、自分をいじめるのをやめてみたらいいと思うのですが……だって、おつらそう。見てらんないです。


    あずさ ゆみより
  • 遠藤さま。
    お邪魔します。
    「火曜日燃絵流の冒険」を応援してくださり、ありがとうございます。
    書いている私が言うのも変なんですが、予想外の展開になってきたかな、と思います。
    熱い展開にしたいです。

    遠藤様の「裏の裏の物語」を今読んでいます。
  • あずさゆみ様へ

    なかなか理解し難い部分はあるのかもしれませんが、実は私は……

    自虐のネタが好きなのです。

    自虐というものは、自らを傷つけているとのように感じられるのは当然かと思いますが、自虐として機能させるには、自分でそういう部分があると、認めなければいけないと思います。

    そしてこれを言ってしまうと身も蓋もないかもしれませんが、自分のダメな部分が割と好きなのです。

    ダメなところがあっても、自分は自分だからまあいいか。

    そう思えるまでにいくつもの自責の念や自己嫌悪があったのですが、少しずつ、受け入れられるようになったと思います。

    心配してくださり、とても嬉しく思います。ありがとうございます。

    本当に辛い時はそんなネタは使えないので、自虐してる時は、案外元気だったりするのです。

    あずさ様の優しさに、とても胸が温かくなりました。
  • 時流話説様へ

    お久しぶりでございます。

    おお、更新なされたのですね。とこんなことを書いている間に、拝読させて頂きました。

    ここからどのような冒険へと繋がっていくのかきっと見所満載なのでしょうね。

    私の作品も読んで頂き、ありがとうございます。

    これからも、こんな風に交流を繋げていけると喜ばしいですね。

    ありがとうございました。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する