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娼年を読んだ。

 石田衣良氏の『娼年』を読んでみた。官能的なシーンが売り物なのだろうが、なんだか、オペ室で手術を見ているような気分で、石田氏のペンという名のメス捌きを見た気がした。どう名付けるべきか?知的エロとでもいうのか? あまりに直接的でもあるようで品が失われてないというか…。知的エロだ。

 そして、文章のお洒落さ。こういう語結合をするんだ。なんていうセンス!なんていう発想…。

 あんな文章には逆立ちしてもならない。修行が100年必要だな。。。

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