木古おうみ

ついに領怪神犯2が発売されました。今年はカドブン夏推し2023に載せていただき、書店では特設コーナーに設置していただいていることも多いです。

紀伊國屋書店 新宿本店では平積みだけでなくPOPと表紙絵を使ったディスプレイまでしてくださりありがたいです。新宿の紀伊國屋さんは全国の本好きが東京来たら絶対行くところのイメージがあったので……すごい、ありがたいですね。
この前行ったときは原浩さんのやまのめの六人なども推されていて嬉しかった。


あらすじなどは前の近況ノートにも書いたのですが、1巻の20年前、組織の前身である対策本部を舞台に何故あの世界がああなってるのか、何故特別調査課は記録のみを目的とする組織になったかなどを巡る過去編です。

実際に視えるひとな義務教育を受けてないチンピラ霊感詐欺師の青年と、妻子持ちの元殺人課叩き上げ刑事の新規バディです。ブロマンスかもしれない。
黒髪長髪メガネ真ん中分け未亡人女教師もいます。ヒロインがどうかは……。

加筆は主に第一部のメンバー、特に要望多かった六原の出番が増えたので、前作を気に入ってくれた方はWEB版より嬉しい仕様になっているかもしれません。


足鷹高也さんによるコミカライズ1巻も7/25発売です。
原作を大事にしてくれつつ、漫画用に新解釈や改変を入れ、よりわかりやすく新しく作っていただいています。
とにかく絵が上手くて、容姿の描写がほぼないゲストキャラも魅力的に描いてくれてるのでお勧めです。人魚の村の須崎を見てください。


また、全国の書店に作者の直筆イラストを使った神々トレーディングカード風POPが設置されます！……何故？
普通、外注とかじゃないのか？ 作者がたまにアップする謎のイラストを……？

普段絵を描かないので自由帳にサインペンで描いてスキャナーで読み取る原始時代スタイルで描きました。二十代後半で自由帳とお絵描きサインペンを買うときはキツかったです。

着色はプロの方がしてくれたので可愛くなっております。領怪ウォッチ。

読者の方に渡せる特典ではないのですが、Twitterに画像を貼ってありますので、保存してプリントアウトして個人で非営利に楽しむくらいは大丈夫なはずです。神々カードバトルもできます。楽しいか？


あと、7/23 21:30〜星雲社の編集者・丸茂智晴さんと、KADOKAWAの編集兼ホラーライター・朝宮運河さんがTwitterのスペースで行うホラー小説紹介ラジオに出させていただきます。

初めての試みなのでひどいことにならないよう頑張ります。
自著の宣伝以外に夏に読みたいホラーを薦めていいそうなので楽しみです。

領怪神犯2発売日的に舞台を夏にしておいて本当によかった。


今いろいろなスケジュールが重なり、最近も7日で5万字チャレンジという地獄を見たのですが、何とかやっています。落ち着くまで更新速度は落ちますがぼちぼち書いていきます。
いつも応援ありがとうございます。何卒よろしくお願いします。


書店に行って、神々をウォッチして、異端信仰バトルで勝負だ！