木古です。
遅ればせながら、領怪神犯の数々のご購入や読了報告ありがとうございました。
禍話のかあなっきさんが取り上げてくださったり、広告をご覧の新規の方もお読みくださったりと、たくさんのご縁をいただき光栄です。
応援に応えられるよう頑張ります。
次いで、拙作・はぐれ皇子と破国の炎魔:龍久国継承戦(旧題 龍久国継承戦:九人の皇子と九柱の大魔)が2/10に書籍版が発売されます。
未読の方のために言うと、中華ファンタジー世界の九人です。
全員で殺し合えという遺言を残して皇帝が崩御し、皇子のひとりが闇堕ちしたり、次々と化物が出てくる中、皇子全員が持っているはずの魔物を持っていなかった末子が国を滅ぼしかけたという最悪の炎の魔物を目覚めさせて、黒幕ぶっ倒そうぜという話です。
皇子には正統派とか、呪術師とか、鬼軍曹とかいらいろいます。
「戦うイケメン」中編コンテスト優秀賞受賞です。 イケメンもののはずなのですが、戦うに全ステータスを振りすぎて、好き勝手に怪獣バトルをしまくった結果、女性向けレーベルではなく普通にKADOKAWAブックスさんからの刊行になりました。
面の良さで解決することが何ひとつない国破りRTAだから、そうだね……。
少年漫画が好きな女性読者さんや、男性読者さん、ティーンの方にも楽しんでいただけるようにという方針で、結構大幅改稿をしています。
まず、男女共にアピールできるよう表紙に女の子もほしいねということで、ヒロインが増えました。
web版は敵の怖い女か味方の怖い女しかいない妖怪大戦争でしたが、また怖い女です。
大方の鬼軍曹に加え、小型の鬼軍曹が増えただけなので、急に女性キャラが挟まって恋愛とかは嫌だなーという方には安心だと思います。
最終的に「出ると主人公の具合が悪くなる」と評されるヒロインになりました。
紅運はいつも具合悪いし大丈夫だろ……。
続いて、日常回もほしいということでweb版の二章にあたる蜃戦をほぼ全改稿しました。お祭りになりました。元宵節です。
龍久国の文化や日常時の皇子たちを見たいと言って下さった読者さんにはいい感じになっているかと思います。
日常回ですがバトルはがっつり入ります。戦わないと喋れない奴らなので。
他にも、web版は群像劇的な作りでしたが、書籍版は紅運と狻猊に焦点を当てて改稿し、より少年漫画の主人公らしくなったかと思います。
人外バディはもちろん兄弟との関係性や出自の話、最終決戦なども加筆しているので、少しいい感じかと思います。
あと、編集さんがとても頑張ってくださったのでだいぶ読みやすくなりました。
イラストは鴉羽凛燈さん。
和風や中華のイラストが魅力的な方で、キャラデザもとても綺麗にしていただき、挿絵だけでも見てほしいです。
アニメイトさんかメロンブックスさんでご購入いただけると、特典SSやリーフレットがつきます。
ネット予約でもいけるみたいです。
下世話な話なのですが、ラノベは発売一週間で今後の展望がほぼ決まるそうで、早めにご購入いただけると、続刊して一巻では表紙に出てない奴らのキャラデザなどもお出しできるかもしれないのでよろしければ……。
web版の更新頑張っていこうと思います。
新作もやりたいですがひとまず。
いつも応援ありがとうございます。ご期待に沿えるよう頑張ります。
よろしくお願いします。
追記:書籍版は2章までここで試し読みできます!
https://kakuyomu.jp/works/16817330652148080950