ゴールデンウィークだ、映画を観よう!
GYAO!で観られます。アプリを入れるといいよみんな。
洋画
・皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(5/6〜19)
日本アニメから着想を得た映画。
貧民街のゴロツキ男が突然超人的パワーを得て、最初は私欲のため使っていたところから、恩人の遺した娘を守るためヒーローになっていく。
昭和から荒廃したイタリアを舞台を変えた翻案作品。序盤はバイオレンスな犯罪ものっぽく、途中からは希望のない中で英雄を演じる現代のダークヒーロー映画らしい雰囲気。
・The witch/魔女(現在〜5/14)
記憶喪失だったところを優しい酪農家の夫婦に拾われて育てられたごく普通の女の子が、家計を助けるためオーディションに出たら謎の組織から追われちゃってもう大変!
平凡な女の子パートが中盤転調し、ものすごく質の高いアクションになる。前半に張り巡らされた伏線が後半で一気に解けていくカメラを止めるな!的な魅力がある。同監督の新しき世界もオススメ。
・監視者たち(現在〜5/24)
香港映画・野獣の街 天使の眼をリメイクした韓国サスペンス。とにかく超絶カッコいいのだ。
異常な記憶力・空間認識能力を持つ若手刑事と対策本部vs監視システムに認識されない絶対不可視のテロリスト集団!攻殻機動隊やPSYCHO-PASSが好きならハマるはず。
・ロンドン・ゾンビ紀行(現在〜5/8)
不況に立たされる老人ホームを救うため銀行強盗を企てた兄弟だが、何とロンドンでゾンビパニックが起こってしまった!最早金どころではない!
ヨチヨチゾンビvs歩行器お爺ちゃんの最低速バトル!と思ったら意外とゴア描写もガンアクションも気合い入ってて音楽もカッコいい!
これは良い方のゾンビ映画ですよ。
・ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(現在〜5/28)
アカデミー脚本賞も獲った良質なミステリ。
誕生日パーティで殺された有名犯罪小説家の事件を追う名探偵と屋敷に渦巻く欲望と陰謀を隠した容疑者たち。
古典ミステリっぽい題材だけど、演出やキャストが上手で現在観てもしっかり面白い。
ジェームズ・ボンドやキャプテン・アメリカも屋敷にいるぞ!殴り合った方が解決早いんじゃないか。
・悪童日記(現在〜5/13)
ハンガリーの名作文学の映画化。
戦時下、双子の少年が魔女と呼ばれる恐ろしくがさつで容赦のない祖母の家に疎開し、生き抜く術を覚えていく物語。
原作の感情を排した文をリスペクトした、陰鬱な暗い雰囲気で悪事も悲劇も優しさも淡々と描かれるのが魅力。
国の大きな動きに巻き込まれる小さく取るに足らない存在からの目線の映画は、ロシアのウクライナ侵攻が起こる現在にぴったりかもしれない。
邦画
・カルト(5/10〜25)
タイトル通りカルトなオカルト映画。心霊番組の取材かと思ったら拝み屋バトルになっていく呪術廻戦。実際呪術を読んでると話の理解がぐっと早くなる謎の映画。
最強霊媒兄さんNEO役の三浦涼平はマジで舞台版呪術廻戦の五条悟役に抜擢された。この映画のときの全く見た目が変わらないのがすごい。終身名誉特級術師。
クソ映画
・オゾンビ(5/9〜6/8)
勧めると人格を疑われそうなクソ映画だが、やるぜ!
オサマ・ビンラディン筆頭に死したアルカイーダがゾンビ化して再び米国に襲いかかる大不謹慎映画が無料だ!
馬鹿をやらかしても怒られないコツは全方位に喧嘩を売って逆にうやむやにすることと相手にしたら負けだとだと思わせることといういい見本。
GWは無料漫画も多くてありがたいですね。
最近ゴールデンカムイを読みだしたのですが、西部劇とかピカレスクアクションっぽくてとても面白いです。
ただひとつ哀しいことがありました。
読む前にTwitterでイラストを見かけてから登場を楽しみにしていた、活発そうでボーイッシュなショートカットの可愛い褐色ヒロインの名前がわかったんです。
鯉登音之進というそうです。
わっぜかよかにせじゃった。ないごて……。