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創作エッセイを読みまくる。明日はどっちだ?

 創作系のエッセイを集中して読んでいます。カクヨムと、他のWebサイトとの比較等参考になる。ずっと違和感を持っていた、カクヨムという世界がやっと理解できた気がして、今は「カクヨムでよかったな」と思っています。(でもミステリーとホラーとSFが、ほぼ読まれない分野なのはがっかり。全て19世紀初・みんな過去に流行った世界になっていました)

 特に山下ひろかずさんの「なぜ高校生や初心者が書いた小説がカクヨムのランキング上位や人気作になれるのか」というエッセイは、私の心を整理するのに役立ちました。

 あなたは人生で何を一番後悔しましたか?と言う質問。
① 挑戦して、失敗して後悔した事
② 挑戦しなかったことを後悔した事
③ 挑戦しなくてよかったと喜んだ事
私は②だった。だから還暦過ぎて小説を書き出したのです。「悔しい」を取り消して「やり切った、後悔はない」にしたかったのです。

 もう一つ「書く人間の優しさの質」について。
① 自分しか大事にしないワガママ
《自分の書きたいものだけ書く》
② 相手のために自分を我慢する(自己犠牲)
《読者の言いなりになる》
③ 相手と自分の両方を大事にする優しさ

 私は過去の自分を、「環境的周辺圧力で、やりたく無い“自己犠牲”を強要され、やりたいことができなかった人生」と捉えていたから「悔しい」のであり、「思いっきりやりたいことをやってから死にたい」だったのだと気付けたのです。


 2022年12月31日脱稿(雪に泳ぐ魚・4万字/コバルトノベル長編・一次選考通過/カクヨム未発表)の中で、大正と言う時代に押しつぶされ夢を諦めた主人公・しのぶが、「私は、押し付けられたのでは無い。自分で選択したのだ」と気づくシーンを書いた事で、心から満足して「はい、コレで心の膿出し・挑戦終了。書くのやめま~す」になったのですが、なんと止められてしまい……今に至る。

 心は大混乱、どうしたらいいの? だったのですよ、望太郎さん・シャーロックさん・パソコン教室の佐伊先生。(当時かなり恨みました)

 その後「魔法の国のシャーロック・ホームズ/13万字」を一年かけて書いたことを後悔はしてませんが(楽しかったので)いまだに心の方向性を失って彷徨っている状態。書けば書けるけど、なんのために書けばいいのでしょう?

 他のサイトなら何か見つかるかと、エブリスタに行ってみましたがイマイチ。男性率70%、ホラー・ミステリー・SF全滅なのに、すっかり馴染んじゃってカクヨムの方が楽しい。

 それなら、異世界転生ファンタジーとラブコメ書けばいいのかって、無理!

 “天のまにまに”さんの“スコッパー”で見つけた「サドカワイツキ/勇者が死んだその先で」なんて読むと、自分との力量の差に「私なんて書く必要ないじゃん」と思うし、“🔰ドロミーズ☆魚住”(13歳!)の作なんて読むと「70近いロートルが何やったってダメじゃん」と思うし。

 ただ「他の人の方が上手くて私は下手。書籍化とか、プロとか、人気が出る等、成功する可能性はない」のと「私が少しでも上手くなるために努力する」のは全然別物なのですよ。

 私の書き出した動機の根本に「自分がどこまでやれるのか、とことん挑戦してみたい。結果なんぞどうでもいい」がある。(ダメに決まってるだろ、67歳だぞ)

 続けるとしたら「あと何年やれるか」と言う挑戦になっていきそう。モチベーションとしては弱いなあ……。もし、書き続けるのなら明確な目標が欲しい。

どうしても書きたい話でもあればいいんだけど……ただ今考え中。

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