「――奇獣流転譚―― その音を知る者へ」第7章を公開開始しました。第6.5章完結からずいぶんと間が空いてしまい、申し訳なく思っております。
折しも、「カクヨム夏の毎日更新チャレンジ」が開催されていますが、このイベントの予告が来たのがちょうど、あと少しで仕上がるからとラストスパートをかけて執筆作業をしていた時でした。すでに23日分書き上げて投稿の予約も設定済みなので、これで何もせず放置していても500リワード獲得できると、ほっとしています。もっと早く第7章を書き上げて更新してしまっていたら、おそらく参加できなかっただろうなと思うと、ちょっと複雑な気持ちです。
物語の展開については、世間の流行とは完全に逆行した展開になるとだけ言っておきます(第6.5章まで物語を読んでくださった読者で、すっきりした分かりやすい展開を期待している人は少ないだろうとは思いますが)。
ここで一つ、この場を借りてお知らせしておきたいことがあります。
詳細な時期は未定ですが、「第5.5章 沙南の医者が出奔するまで」を分離・独立させ、外伝として完全に本編とは別に公開することを予定しています。
第5.5章は「.5」と銘打つには長すぎる上に、独立性の強い内容なので、本編の流れの一部として差し挟むよりも、別に分けたほうがよかったのではないかと、章の半ばぐらいまで執筆した時点で感じていました。それに加えて、少し修正したい部分も出てきたので、この機に実行しようと思い立った次第です。
「――奇獣流転譚―― その音を知る者へ」から第5.5章が消えることになりますが、修正を加えた上で別作品として公開して読めるようにするので、ご了承ください。タイトルをどうするかなど、まだ決まってないことも多いのですが、よろしくお願いします。