「――奇獣流転譚―― その音を知る者へ」第5.5章を公開開始しました。
カクヨムコンにも参加しているので、本当はもっと早く公開したかったのですが、書いているうちに、当初の目算を超えてどんどん長くなり……ようやく書き上げることが出来て、公開にこぎつけられました。気がつけば、.5ではない物語の本筋の章と変わらないぐらいの長さになってしまいましたが、どうかご了承ください。
外伝として本編とは分けて公開するべきだったかもしれませんが、そうすると某医者の過去に触れるのが難しくなり、それによって本編の印象そのものが大きく違ってくるので、結局、こういう形になりました。
この第5.5章だけで、独立した一つの物語として楽しむことも出来るような内容になっています。とはいえ、最初から全部読んだ上で第5.5章を読むほうが、やはり面白さが増すはずです。後半にはおなじみの面々もぞろぞろと登場しますので。
ちなみに、本編の主人公はまったく登場しません。ファンタジー要素もありませんが、あしからず。
もっと物語の本筋をさくさく進めてほしいと思っている方がいましたら、本当に申し訳ありません。遅筆な上に、書きたいものを片っ端から盛り込んでしまう作者を、気長に見守っていただけるとありがたいです。
大きな地震があった直後で、WEB小説どころではない方も大勢いる状況ですが、これ以上は先延ばしにもしていられないので、本日の公開となりました。どうぞ、よろしくお願いします。