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更新:「記憶のなかの肖像画」3-3~5 「歴史小説のためのノートブック」

更新しました。


人物エッセイ風掌編連作「記憶のなかの肖像画」
3-3 賈充(かじゅう)
――この仕事に取りかかる前、さてどういう段取りで進めましょうかと僕は賈(か)大公様にご相談申し上げた。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885983517/episodes/16817139557728538503


3-4 石崇(せきすう)
――「これかい? これは沈香(じんこう)の粉だよ。そう、遠く南で採れる香木を粉にしたものだ。高くないかって? アッハッハ、それは高いさ。目が飛び出るほど高い。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885983517/episodes/16817139557760542708


3-5 僕の記憶のなかに残されたもの――どうしてこれを書いたのか
――僕が「当代の重要人物の肖像画を描くように」という奇妙な密勅を賜ったのは、今から五十年も昔の話だ。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885983517/episodes/16817139557801060113


今日の更新分で完結です。
最後までどうぞお付き合いください。



題材紹介エッセイ「歴史小説のためのノートブック」
賈充について
――話の着想は『世説新語(せせつしんご)』惑溺篇(わくできへん)五より。
 それによると、賈充(かじゅう)の属官である韓寿(かんじゅ)はイケメンで、賈午(かご)は父が集会を開いたときに韓寿(かんじゅ)を見初め、惹かれ、詩歌に思いを託すようになる。
https://kakuyomu.jp/works/16816927862061953856/episodes/16817139557728607288


石崇について
――話の着想は王嘉(おうか)『拾遺記(しゅういき)』の石崇(せきすう)についての条(「石季倫愛婢名翔風……石氏房中並歌此為樂曲,至晉末乃止。」)より。
 石崇の愛妾というと緑珠(りょくしゅ)が有名ですが、『拾遺記』の石崇の条には翔風(しょうふう)という愛妾が出てきます。
https://kakuyomu.jp/works/16816927862061953856/episodes/16817139557760845735




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