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更新:「伸手」 方角企画参加

新作を投稿しました(おととい)。

「伸手」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654652941795
永嘉五年(311年)に起こった、匈奴の劉聡軍による洛陽陥落に題材をとった短編です。約4500字、完結済みです。


フィンディルさん主催の自主企画「あなたの小説の方角はどちら?」参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330653180638267

この自主企画は作品の魅力を十六方位で示す「作品の方角」システムを採用しているのが特色です。

「作品の方角」システムとは何か、企画ページから引用すると

●作品の方角
 本企画では「作品の方角」というシステムを用います。
 作品の方角とは、東西南北のそれぞれを
 北:大衆的 エンタメ
 西:純文学的 昇華
 東:実験的 新規性
 南:抽象的 感性
 と設定したうえで、それぞれの作品の魅力が向いている方角を十六方位で区別したものです。

拙作「伸手」は北北西を向いていると、作者は考えています。「土台はエンタメだが純文学的な香りが少しあれば「北北西」」の北北西です。

ただし”唯一絶対の正しい方角があって、それを当てた人が勝ち”というゲームではないと考えています。

作者の宣言した方角が正しいわけでも、主催者のフィンディルさんが裁定した方角が正しいわけでもないと私は思っています。

方角システムは作品を読んで「これは何だろう?どう評価すればいいんだろう?」と首をかしげたときに考える手助けとして使うシステムだと考えています。

あるいは「ああこういうのが好きなんだ、こういうのが書きたいんだ」と自作と自分を考えるさいの助けになるシステムだとも思います。

または「この方角を目指すにはどういう方法が採れるだろう?この方角を向いている作品とは何だろう?」と創作そのものへの考えを深めるよすがになるシステムではないかと考えます。

企画ページの「「あなたの小説の方角はどちら?」は自創作の再発見、自創作の挑戦、多様な創作との接触、など色々な目的をもって参加できる企画」という文章を、一参加者である私はこう解釈しています。

つまり何が言いたいかというと、「伸手」への方角考察ふくめた・ふくめない感想お待ちしています、ということです。むずかしそうなこといろいろかいたのにきゅうにぞくっぽくなったな!

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