書くことで救われるわけではない。
何かがあって、書くのだ。
書いた後に起こることは別次元の話だ。
時の巡り。
感知する私に対する提案。
自分自身を養う為の提案は拒絶すると将来飢餓が訪れるかもしれない。未来に選択肢がどれほど残されているのか分からないから。
炎炎などないと分かっていても目先の安全牌に縋って、ありえない可能性を含みながら遠ざかっていく安心感を私に纏おうという欲望は捨てがたい。
【キミは何をしたいの?】
安心を手離して、何を得ようとするんだろう。
考えても答えが出ない。
自分の衝動に正直になりたい。
年齢。
この私。
私を制圧したい。
ちっぽけさ。周りを見渡せば。
いつのまにかろくでもない私を選んだんじゃないかって時々思うよ。
まさに今、過去の私が軽蔑する僕を選んだのかもしれない。
不安がつきまとうよ。
厚顔無恥に僕自身を周りに宣伝したくない。
自分自身が可哀想なこと以上に、自分自身を全うしないままに他者の絵に自分を当てはめることに必死になった自分を見ることに反吐がでるよ。反吐が出るくせに、そう動いてしまう自分がいることに私が落胆するよ。
書くことで救われたいよ。此れぐらいしか、僕は出来なかったからね。でも救われないよ。ただ書くことだけだよ。存在するのはさ。
おいおいろくでなしよ。
好き勝手に書けよ。
おまえはそれがしたいんだようよ。
書くことにまで、不自由な思い込んだ偽物の倫理を寄せ付けんなよ。
ただあくまで天然に。
なぁ?