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今日はまた始まる

最近は言葉に固執しないように続けていくことを意識していますが…、始めたばかりなのでなにかふわふわとしております。
今回書いた『青い』は自分の好きな絵を描く伊丹さんの雰囲気を間借りしたところから始めました。00年代のセカイ系と呼ばれる世界。大学生の友情とも恋愛ともつかない男女の関係。社会は繋がっておりながらも、自然と不可解的なまでに無音。されど私たちは呼吸を続けている。モノクロとなった世界で二人の心は色をときめかせている。
もう忘れてしまいましたが、仕事がうまくいかない時に思い浮かんだ感情を乗せて、いい話になりそうな世界を思い浮かべたから書きました。今はちょっと書きかけの小説もありますが、それはまあ形になっていますし合同誌の方もなんとか一度書き直す作業もひと段落して人の言葉を取り入れた方がいいかなって時期。本を読むこと映像を見ることを自分自身の趣味に使っていい時間では頑張っていこうかなと考えている。しかし浮かんだお話は言葉にするのはないがしろにしない。
『青い』はちょっとした構想だけで始めました。最初思い描いていた時のお話は随分様変わりしました。結構暗くなり小さくなり。自分自身の生き方、考え方、行動の限界を知る小説となってしまいました。読んだ人がどんな感想を思うかはわかりませんが、私自身は目指した道も、そうではないよりよい道へも進めたとは思っていません。
今書いたことは昨日までなかった言葉。だからこれからどうやっていくのかが大切です。
次はもっといいお話を書きたいです。

2件のコメント

  • 初めまして。
    主様主催の自主企画に参加させていただきたく、ご挨拶に参りました。
    容原様はホラー×サスペンスのジャンルは読まれますでしょうか?

    「穴を掘る麒麟」という題名の拙作は、非現実的な生物が裏に潜む現代を舞台に、警察組織が人目を避けてその生物を片していくお話になります。
    割と今まで見たことのない作品かな、と思います。

    もしご興味いただけましたなら、冒頭もしくは1話だけでも捲ってくださると嬉しいですが、「なんか違うなー」となられましたら外してくださって大丈夫です。よろしくお願いします。
  • はじめまして。
    コメントありがとうございます。
    企画自体はラフな感じでやらせていただいておりまして、募集期間が終了してから一つずつ読ませていただこうと思っております。
    僕は詩的、思念的、個人的な作品を描くため、勉強として参考になる作家さんの作品を主に読ませていただいております。

    芥葉亭子迷様の作品はあらすじを聴くだけでも興味をそそりますので、ぜひ参加していただけますと嬉しいです。
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