ちょっとーー!! こんなドラマがあったの全然知らなかった!
――というわけでみつけた瞬間に観始めて大ハマリしました『キャッスルロック』。
舞台はタイトルのとおりメイン州キャッスルロックという、スティーブン・キング作品ではお馴染みの町。ショーシャンク刑務所とジュニパーヒル精神科病院もでてきます。同じくいくつかの作品でお馴染みアラン・パングボーン保安官も登場します。
他には、思わず「はぁい🎈」と挨拶したくなる怪しい美青年も(笑)
「連続絞殺魔」や「狂犬病の犬」、「線路で見つかった少年」、「叔父が作家でスキー場で妻子を殺そうとした」など小ネタも満載で、キングの小説や原作の映画を多少なりとも知っている者にとっては、ニヤニヤが止まりません♪(´∀`*)ウフフ
肝心のストーリーですが、子供の頃、凍りついた湖でアラン・パングボーンに保護された死刑囚専門の弁護士ヘンリー・ディーヴァーは、「彼」をたすけてやってくれとの電話を受け、二十七年ぶりに故郷であるキャッスルロックに戻ってきます。ヘンリーの母、ルースは認知症の症状が出ていて、既に年老いて引退していたアランがルースの面倒をみていました。
そして、「彼」というのはショーシャンク刑務所の地下の檻に幽閉されていた、正体不明の青年でした。どうやら自殺した前所長が監禁していたらしく、不祥事を隠そうとした新任の所長は、犯罪者であるか以前に身許もわからないままの青年を、他の囚人と同様に投獄してしまいます。それも、凶悪な囚人と同房で。
ヘンリーに電話をかけた看守は、名前を尋ねられた青年が、なぜかヘンリー・ディーヴァーという名を口にしたため、あることで有名だったヘンリーに電話をかけたのでした。ところが、その青年の周囲では次々と不可解な事件が起こり――。
ヘンリーの母、ルースはシシー・スペイセクが演じているのですが、さすがの素晴らしい演技です。特に7話めの「チェスの駒」は、認知症で過去の記憶と現実がごっちゃになっている様子が描かれているのですが、とてもせつなかった。
そして、謎の青年。ビル・スカルスガルド、最高です。地下の檻に閉じこめられている美青年に、思わず性癖が刺激されてしまいました(ぉぃ) と同時に、狭い真っ暗闇のなかで独りっきりで閉じこめられるなんて考えられないとぞーっとしました。とても正気でいられるわけがありません。が、青年は、最初のうちはほとんど口を利きませんでしたが、その状態でもなんだかふつう……? さて、その正体は?
シーズン1はとりあえず全話観ましたが、まだまだ謎が残っています。シーズン2の主人公はアニー・ウィルクス、『ミザリー』の彼女の若かりし頃のお話のようです。映画のほうとの時代背景の違いは気にしちゃいけないんだろうな……(笑)
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ところで、『ミッシング』の進捗ですが、半分を過ぎたところで最初からじっくりと読み返して細かいところを直しています。
すべて書き終えてからまた推敲はもちろんしますが、明らかなミスがあったりする場合は早めに直しておいたほうが楽なので……。そしたら案の定、時間をミスしていたり、ピザの箱を二回片付けてたりしてました(笑) あとはしつこい描写をシンプルにして、同じページ内で同じ言葉を使うのをなるべく減らすとか、そういう直しをしました。現在66,473文字です。この文字数で、さあ見せ場はここからというところですww そしてネッド、なんだか今回かっこよすぎだぞ、ネッドのくせに(笑)
おさらいを兼ねた手直しがいったん終了したので、また明日からどんどん書き進めようと思います。がんばります☆