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キャラクター文庫大賞などについて

『角川文庫キャラクター大賞』に『星の如く照らし続けて』を応募しているのですが、実は『星の如く照らし続けて』は、去年の夏あたりに書いた作品で、読み返してみると上手く推敲されていない部分が多く、納得がいかない気持ちがあり、推敲して投稿し直そうと思っています。
締切まで猶予が少ししかありませんが、納得したものをみていただきたいなと思います。

現在は、公募に応募しようと思っている作品も執筆しているので、カクヨムへの投稿頻度は遅いですが、カクヨム甲子園の作品は練っているので、今年もよかったら一読していただけたら幸いです。今のところ、カクヨム甲子園に投稿しようと思っている作品は二作品あります。
きちんと推敲して読者の方に届けられたらいいなと思っています。

また、エッセイ系はこれからnotoに移行するかと思います、そちらもよろしくお願いします。

2件のコメント

  • ぶしつけながら、余計なお世話と思うのですが、少しだけ。

     ドイツの喫茶店におけるエアコンの使用状況。
     多くの家庭や一般的な喫茶店にはエアコンがない。
     日本ほど湿度は高くはないとはいえ、6月7月でも夏は30度を超える。
     ショッピングモールやデパートといった商業施設の喫茶店では、ほとんどの場合エアコンが設置されている。
     ただし、ドイツには「閉店法」という法律があり、日曜日および祝日には飲食店を除いた、スーパーマーケットや売店、アウトレットショップ、ドラッグストア、デパートなど大半の商業施設が日曜日に休業する。デパート内の喫茶店は、デパートに準じる。
     ミュンヘン中央駅のなどターミナル駅の商業施設は、日曜でも営業。街中のレストランやファーストフードは日曜日も営業しているところが多い。観光地近くの駅では、軽食を売る売店がオープンしている場合があるので、そういった地域では、日曜でも営業している可能性がある。 
     一方、一般的な地域の喫茶店では、エアコンが設置されていないことも多い。
     日本だと、水は無料で出てくるけどドイツはちがう。冷たいもの、氷が入ってない。基本は、ホットコーヒー。氷の入った冷たいものが飲める喫茶店は、スターバックスのようなチェーン店。
     主人公はおそらく、デパートやショッピングモールなど、商業施設内の喫茶店へ平日入店し、監督と待ち合わせたのだろう。
     アスファルトの表現を描くよりも、暑いドイツの夏、冷房のない住宅や町の中から逃げるように、冷房があるデパートなりの商業施設内の喫茶店へ入って、涼んでいる様子を描く客観的描写からはじまるのがいいのではと考える。

     読者は日本人だとすると、ドイツの世界観は、異世界みたいなもの。知らない世界へ誘うためには、導いやすい書き出しが大事になってくると思います。
     そもそも、この物語が、いつの時代かにもよる。今現在か、コロナ前か、21世紀初頭か、20世紀か。
     
     一文に二つ以上のことを書かないよう、心がけてみてください。
     書き出しの、「もうすぐ生きて三十半ばの初夏、俺は石とレンガで造られたメルヘンチックな外観が素敵だと地元で言われているカフェにいる」だけども、「主人公は三十半ば」「いまは初夏」「地元で石とレンガで作られた外観がステキなカフェにいる」分け他方がいい気がする。
     年齢のかきかたも、「もうすぐ生きて三十半ばの初夏」は回りくどい印象。

     メルフェンチックは、ドイツ語「お伽噺・童話」を意味するメルヘンに、英語「~的」「~っぽい」といった意味の接尾辞のチックをつけた和製英語(和製独語)。主人公がドイツに住んでいるのなら、和製独語を使うかどうか、考えたほうがいい。
     地元でおしゃれなカフェ、と言いたいのかもしれない。
     ひょっとすると、老舗カフェ?
     ライン河畔に佇む美しい町バッハラッハは、石とレンガで造られた建物が特徴的で、メルヘンチックな外観のカフェがあると地元で評判という。主人公は、そんなところに住んでいるのかもしれない。
     そうであるならば、それとわかる描写がほしい。

    「プラムケーキとレンズのサラダを、監督はキャロットケーキに生クリームをのせて食べながら話すことにした」とある。
     主人公はドイツに住んでいるので、表現としてはドイツ語になるのではと考える。たとえば、プラムケーキならば、プフラウメンクーヘンもしくはツヴェッチゲンクーヘンといった言い回しになる。
     それだと、読み手には伝わらないので、プラムケーキという言い方にしているのだと思う。
     プラムケーキは、パン屋に売っているような、四角いケーキ(丸いパイのようにつくる場合もあるので、一概にはいえない。そもそも外観がお洒落なカフェなのがわかるけれど、レストランアンドカフェなのかどうかも、今ひとつ掴みづらい。菓子店に近いなら、いろいろなケーキが売られている可能性も高い)。
     ケーキ生地にイーストの入った生地もしくはクッキー生地に生のプラムとシュトロイゼルといわれるアーモンドプードル入りのクランブルをのせて焼き上げたもので、パンのような少し弾力がある。甘酸っぱい香りと優しい果肉のおいしさ。プルーンの上に更にクランブルがのったものもある。砂糖の入っていない甘くない生クリームを添えた食べ方もおすすめ。
     なにもしらない人が読むと、生クリームでデコレーションしたイチゴのショートケーキみたいに、プラムがちょこんとのったケーキを想像するかもしれない。
     誤った想像をさせないための描写は、最小限必要だと思う。
     レンズのサラダとは、レンズ豆のサラダ。
     さすがに、メガネのレンズのサラダを想像する人はいないだろうけども。読み手が想像しやすく示す書き方はしないと、わからないのではと考えてしまう。

     アプフェルショーレについて説明があるけれど、ビオ飲料についてはとくになかった。
     ドイツのソフトドリンクでメジャーなものには、いろいろある。
     リンゴジュースを炭酸水で1:1で割ったアプフェルショーレ。
     だから、ちょっと薄い感じがするけれども、なれると病みつきになる甘すぎない炭酸飲料。
     マテはマテ茶を炭酸で割ったもの。砂糖が入っているため、甘さがある。
     ファスブラウゼは、ビールのようなノンアルコール飲料を造ったのが始まりとされているので、麦芽を使用した炭酸飲料。ビールに似ているけれども、味はレモネードに近い。
     ビオ飲料のBIO製品とは、審査機関に認可されたもの。有機やオーガニックを使用した、健康を意識した果物のジュース。
     あとはドイツ産のコーラ。コカ・コーラやペプシの2倍以上のカフェインが入っていることを売りにしている。

     説明を書き込む必要はないのだけれども、読みながら苦も無く、ドイツのことがなんとなく理解できる書き方や描写がされていると、読者も物語の世界へ入り込めやすくなるのではと考える。

    そんな工夫をしてみてはいかがでしょうか。

  • 貴重なご意見、感想をありがとうございます。
    この作品は、大学のオープンキャンパスで文芸学科の教授に持ち込みし、添削をしてもらった作品でもあったのですが、同じように推敲のことや知識問題の意見をいただいていました。やはり、私が苦手なところなのだなと思いました。少しでも得意にできたらなと思います。
    ドイツのことについて、学校から帰ってから数時間調べてみました。
    日本の生活様式とドイツの生活様式には多々違いがあり、そのことを物語中へ入り込めるような描写力を磨きたいなと、ものすごく思うようになりました。
    ご意見を活かして、推敲していきます。第二次世界大戦前の場面をでてくるので、そこも調べ直し、推敲していきます。
    公募に九万文字以上書いたのは初めてでした。読者の方にどう話が伝わっているのか不安な部分があったので、丁寧に教えていただけて嬉しいです。
    どうか、無理をし過ぎずにお過ごし下さい。近況ノートを見てsnowdropさまの体調が優れないということを知ったので、回復するように祈っています。
    ポイントを教えてくださり、本当にありがとうございます。
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