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悩みとゴールデンウイークの近況

 今、角川文庫キャラクター小説大賞に応募している作品(星の如く照らし続けて)を連載している最中なのですが、レーベルがあっていない気がしてきて悩んでいます。星の如く照らし続けては、どちらかと言うと、エンタメ小説というよりは、純文学に近いかもしれない。
 
 日本の小説家で、文芸評論家である高橋源一郎さんが、純文学とエンタメ小説の違いを、『作品と読者の間に100メートルの距離があり、どちらかが歩み寄らないと読めないわけですが、読者が歩み寄らないと理解できないのが純文学、作品のほうから歩み寄ってくれるのがエンタメ小説……』

と述べていらっしゃったので、何ともどうしたら良いのだろうと頭を抱えております。
 でも、せっかくカクヨムで投稿したので、読者の皆様に見てもらいたい気持ちはとてもあるのです。欲張りなのかもしれませんが。
 というか、そもそも話の内容が現実世界で、且つ国際関係や映画の話でもあるので、少々小難しいのかなとか色々考えてしまっています。
 それに、角川文庫キャラクター小説大賞の締め切りは、ゴールデンウイーク明け。物語の結末は決まっていますが、一様高校生でもあるので、勉強の面も心配な部分があり、レーベルの相違があっては良くないかもしれないと、考えてしまうことが多くてどうしたものかと。

 カクヨムのサイトで完結させますが、角川文庫キャラクター小説大賞の応募はちょっとやめるか正直考えてはいます。

 それから、第十四回ポプラ社新人小説賞に載っていた注意点で、『小説投稿サイトに公開、同人誌等で発表した作品でも、 他賞に二重投稿していなければ受け付けます』
とも書いてあって、そちらに応募しようかなとか色々考えている最中です。

 ポプラ社小説新人賞のために作っている小説もあり、その資料を集めたりしています。
 ゴールデンウイークは、勉強をして、休みつつ資料集めをし、小説を書き進めたいなと思っています。
 
 それから、カクヨム甲子園に応募する予定の作品も推敲していています。
 今の所、時代小説やファンタジーものよりもリアル世界のお話を書き進めていっているので、いつものような作品が出来上がるかなとは思っています。
 応募できる対象が高校生なので、フレッシュなお話を書きたいなと思っていますが、トキメキ重視のお話や、共感できないだろうみたいな作品になるのがちょっと怖くて……。もしかしたら、カクヨム甲子園に応募する作品の方が、かなりエンタメ小説感あるのでは? と書いてて感じています。読者の共感が得やすいのかなとか。(ちょっと変わったキャラクターを主人公にしている作品もありますが)

 ゴールデンウイーク充実した日を送りたいと思います。

2件のコメント

  • 出版側も、なにが純文学かエンタメなのかよくわかっていないものです。
    目安になるのは、これまでの受賞作を読んでみて、自分の作品がおなじ本棚に並んでもおかしくないかどうかで判断してみてください。
    また、面白くて新しい王道を、どこでも求めているはずです。
    ポプラの応募規定は、面白いことだったと思います。
    平たくいえば、「面白ければ純文学だろうとエンタメだろうとなんでもいい」、ということです。
    なので、純文学かエンタメかで悩みすぎなくてもいいと思います。
    出したい応募先のために作品を書くやり方もあれば、できあがった作品から応募先を選ぶ方法もあるのです。
    ゴールデンウィークを楽しんでください。

  • ありがとうございます、気持ちが楽になりました。
    自分らしいものを創作して応募しようと思います。
    今日公開されていらっしゃった応募に関するアドバイスも読ませていただき、色んな考えを吸収できました。
    様々な視点でお話しを聞けて、とても悩んでいて筆が進まないことが多々あったので、アドバイスをもらえて嬉しいです。本当にありがとうございます
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