2024/12/11
二次選考落ちてしまいました。
おつかれ、自分! がんばった!
さっそく反省会します。
今作は、プラスとマイナスの振れ幅が大きかったと判断しています。
つばさ文庫は加算評価をしているとどこかの記事で読みましたが、おそらくそれは一次選考のときでしょう。二次選考からはさすがにマイナス点も含めて総合評価をしているのではないかと思われます。
【テーマ性】
重すぎた。
「一度犯した過ちは取り戻せるか?」といったところ。
毒気を抜ければよかったのですが、私の力量や性質からでは抜くことができませんでした。ここがマイナス評価でした。
【ストーリー性】
いじめを書くのがよくなかった。編集部としては、いじめ要素は慎重にならざるを得ないところで、安易に書くとマイナス評価にされるだろうと想像してます。
要素を詰め込みすぎなのも、マイナスにされました。ゲーム作りの部活モノがしたいのか、ダイブインして怪盗モノがしたいのか、どっちつかずの印象があったのかもしれません。
廉については、初期構想では自殺未遂だったのですが、さすがにそれはキツすぎるので病気でショックで昏睡したと、ワンクッションを置いたのですけど、それでもやっぱりキツすぎました。
【キャラクター性】
主人公・潔が誰もが好感が持てるようなキャラクターにはなっていません。意図してそのように作っていますが、やはりマイナス点なのかも。
ヒロイン・鳴花は癖の強いキャラクターですが、そこまで読者に嫌悪感を抱かせていないと思っています。
潔の相棒・コンピューターウイルスのシルシルについては、本作のマスコット的な立ち位置です。偽悪的な性格もあって、読者人気が高くなるように作っています。「うしおととら(とら)」とか「寄生獣(ミギー)」のような相棒に昔から憧れてました。
【エンタメ性】
タイトルのとおり、インターネットにダイブインして個人情報を盗むという、新しい形の怪盗モノを目指しましたが、中途半端だったかも。
ただ、インターネットでのダンジョン感は演出できたかと思います。シルシルは移動手段兼武器にもなるという設定は、2Dアクションマニアとしてはお気に入りであったりします。
【改善策】
要素の分離。
「ゲーム制作の部活モノ」と「ネット空間の怪盗モノ」は、別々の話として考えてみるといいのかも。どちらもキャッチーな設定で、作り込みさえうまくいけば、高い評価をもらえそうです。(作り込みが難しいですが)
毒気を抜く。
児童向けにデビューを目指すのなら必須。だけど私の性質的に毒気を抜くとモチベが下がる。困りました。向いてないとわかってはいますが、来年も懲りずにチャレンジするとは思います。
2024/11/13
刺さったああああっ!!!
一次選考通過しました!
2024/08/30
今年も、つばさ文庫に応募します!
5回目です!
「ダイブイン!」
https://kakuyomu.jp/works/16817330655002875079
なんとかギリギリ間に合いました!
三人称で書きましたが、亀のようなペースで時間がかかりました……。
本編紹介↓
ルックス抜群の残念イケメンが、コンピューターウイルスに感染されて、インターネットの世界に入れる【ダイバー体質】に変わってしまった!
インターネットでなんでもできる力を手にし、ウイルスに悪へと導かれつつも、罪と向き合い、大切な人を傷つけさせないように、奮闘するお話です!
テーマは【創作】【盗作】【罪】。
激重ですが、愉快なキャラクターたちによって、重さもだいぶ緩和されてます。
作風も原点回帰です。
1回目に応募した作品に、かなり近いところがあります。
三人称で、男主人公。つばさ文庫の傾向じゃないけど、やっぱりこれが一番好きです。
主人公・潔のキャラクター性は、私の性癖がよく出てます。
情熱型の残念イケメン。このジャンル、もっと流行ってほしいです。
好きな子の前では不器用なのに、好きって気持ちが溢れ出して止まらないヒーローとか、めっちゃ胸キュンしますよね? しますよね?
そういえば、私の創作における恋愛観は、
【カップルで好き】がありますね。
ヒロインを自分に置き換えて、ヒーローから溺愛されるよりも、
ヒーロー×ヒロインのいちゃいちゃぶりを、第三者視点で眺めるほうが好きなのです。
ここ数年はそのことに気づかず、ヒロインの一人称で書こうとしたけど、キャラの魅力を引き出すことがなかなかできずにおりました。
その点、今回は三人称。
うん、楽しい。状況や心情をナレーションで代弁して語るの、めっちゃ楽しい。
三人称なら超絶イケメン主人公も、イケメンに書けるの、めっちゃ楽しい。
その上、性格が泥臭いのは、だいぶ私の好みです。
つばさ文庫の編集者様に、刺さってくれるとうれしいのですが、果たして刺さってくれるのか!?
ヒロイン・鳴花の設定については、ヒーローとのバランスを取っています。
ヒーローが凡才なので、ヒロインは天才です。カリスマ音楽配信者です。イメージはボカロPです。
イケメン・コンプレックスのヒーローを支える役割ですが、天才だけでは上から目線になりそうなので、ある要素を足してます。
学年差恋愛がそのひとつで、丁寧語ヒロインになっています。ヒーローのほうが年上なんです。丁寧語、いいですよね。
もうひとつの要素は、本編を読んでのお楽しみです。
掛け合いを書くのが楽しくて【カップルで好き】が詰まってます!
どうか、どうか、刺さってください!