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がっかりした…

 どこまで事実か分からないのですけど、ある方のやや批判的なレビューが削除されるとの話を見ました。私から見てもやりすぎだとはっきり分かります。ただどこからが悪口でどこからが批評なのか?が私自身分からなくなってしまいました。再開については全く考えていません。万が一そういう機会があっても全く変わらず素直な評価文を書いていこうと思っています。エッセイの中での評価感想とレビューは違うとは思っています。それでも私はいつかカクヨム運営が批評を発展させる場を作ってくれる事を楽しみにその話をしてきました。

 しかし、今回の事でカクヨムの方針が大体分かった気がします。以前からなんとなく思っていた事ですが、カクヨムは作者を大事にしすぎて、そのせいで読者を軽視しています。作者に対する悪口や行き過ぎたアドバイスなどは私も問題だと思っています。ですが、読者が評価して楽しむ事を盛り上げる場にしないってのはありえないと思っています。これがネット小説黎明期なら問題無いでしょう。しかし今は成熟期飽和状態です。後発のカクヨムがこんな馬鹿な方針をしてるなら読者は多分なろうに取られますね。

 いくつか問題はありますが、最近なろうの年間や累計上位作品をちらほら読んでいます。私の書いた事はやはり当たっていました。本当にちょっとだけ上位の層が厚いと感じます。そこよりちょっと下になるとこのサイトの上位者とも重なっています。同じ作者の方が多数いますからね。はっきり言えばほんのちょっと作品もそれを作る作者もレベルが低いと感じます。それを読者の楽しみによって付加価値をつけて補うべきだと言うのが私の考えです。いずれは時間がたてば読者層に厚みがあるならカクヨムに新規作者も集まってくるはずです。

 その一つの助けとして批評を楽しむ面の充実が良いのではないか?と考えていました。そういった未来予想図をカクヨム運営にぽっきり折られました。どういう結果になるか?分かりません。ただ全てが間違ってると思わないし、読者の横暴我侭にすべて答える必要は無いと思っています。それでも微妙に読者と作者のどちらに比重を置くか?でカクヨムの方針はずれていると感じます。豊富な読者が居ないサイトは結局どれだけ作者を方を向いても作者は離れていき駄目になるでしょう。

 以前から懸念していた作者と悪い意味でべったりなカクヨム運営の方針を垣間見た気がしてがっかりです。仲間内の悪い意味の馴れ合いと作者に気持ちよく書いてもらいたいというのがごっちゃになってますね。ラノベの新人賞作家の立て続けの失敗から、小説サイトのランキングによる読者の求める作品の選出と言う重大な目的があり、もっと切羽詰った背水の陣で挑んでると勘違いしていました。

 ラベノ大丈夫?って思いで失望しています。

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