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をはち
@kaginoo8
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ホラー
現代ドラマ
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村九分
/
をはち
宮城県・登米の片隅。 小さな神社を守ってきた家に、“知恵もの”と呼ばれた男がいた。 町の揉め事を収め、氏子たちに頼られ、共同体の秩序を支える存在だった。 だが、母の実家で起きた…
★6
ホラー
完結済 1話
1,740文字
2026年10月2日 08:08
更新
祖母は納屋で餓え、母は町に消される。 因習は、静かに人を殺す。
をはち
斜交の夏
/
をはち
小学生の僕は、浴室の棚の奥で眠る白いチューブ――除毛剤に出会った。 排水溝の髪が溶ける様子に胸がざわめき、 やがてその薬は僕の欲望を形にする道具になった。 少量をシャンプーに混…
★2
ホラー
完結済 1話
1,338文字
2026年10月1日 08:08
更新
欲望はまっすぐ進まない。いつも斜めに人を壊す。
をはち
水の声を聞く女
/
をはち
水の音に混じる“死者の声”を聞いてしまう女は、やがて生活のあらゆる水から囁きを受けるようになる。 追い詰められた末、彼女は自ら耳を破壊し、世界は静寂に包まれた。 そんな彼女の隣…
★0
ホラー
完結済 1話
1,027文字
2026年9月30日 08:08
更新
死者の声を聞く女が、最後に聞いたのは“ありがとう”だった。
をはち
中継に映り込んだ家族。
/
をはち
家族で夕食を囲んでいた夜、何気なくつけた心霊特番の中継先に、見覚えのある建物が映る。 荒れ果てたその道場は、まちがいなく自分たちのものだった。 番組のタレントたちが騒ぎ立てる中、…
★3
ホラー
完結済 1話
1,111文字
2026年9月29日 08:08
更新
食卓の団欒が、画面の向こう側へとずれていく。
をはち
加工された呪い
/
をはち
子供の頃、嘘をつくたびに正座させられた住職が、今ではテレビで「除霊の和尚」として名を上げていた。 嘘で成り上がった男への復讐として、主人公はAIで加工した偽の心霊写真を投稿する。…
★23
ホラー
完結済 1話
1,383文字
2026年9月28日 08:08
更新
嘘で始めた復讐は、嘘では終わらない。
をはち
偽物に宿る本物
彩津夜まお(さいつよ まお)
隣の影
/
をはち
大学とアパートを往復するだけの単調な日々を送る主人公。 ある日、隣に越してきた美しい青年のゴミ袋から、 主人公が過去に捨てたはずの私物が次々と見つかる。 青年は主人公の仕草や話し…
★3
ホラー
完結済 1話
1,450文字
2026年9月27日 08:08
更新
捨てたはずの“私”を、隣人が拾っていた。
をはち
殉死婚
/
をはち
黒須アゲハは、腐臭の満ちる暗闇で目を覚ます。そこは、死んだはずの恋人・栃川優大と並べて押し込められた墓室だった。 喉も乾かず、腹も減らない――ただ“生きたまま閉じ込められている…
★6
ホラー
完結済 1話
1,045文字
2026年9月26日 08:08
更新
嘘をついて生きてきた女が、嘘を許さない村の因習に呑まれる――
をはち
紅包(ホンバオ)
/
をはち
関東の駅前で、主人公は赤い封筒を拾う。 それをきっかけに、七人の外国人に囲まれ、 「死んだ娘の夫に選ばれた」と告げられる。 儀式を拒めば呪われるという脅しに屈し、 浅はかに「夫に…
★3
ホラー
完結済 1話
1,137文字
2026年9月25日 08:08
更新
赤い封筒は、異国の儀式の入口だった。
をはち
午後の微睡み
/
をはち
家事を終えた午後、母はソファでひと息ついていた。 穏やかな光、湯気の立つルイボスティー。 その静けさの中で、換気扇の「カラカラ」という音だけが妙に耳に残る。 気になって視線を向…
★3
ホラー
完結済 1話
892文字
2026年9月24日 08:08
更新
残酷描写有り
日常は、静けさのまま壊れる。
をはち
お面。
/
をはち
田舎道を走る途中、闇の中にぽかんと浮かぶ祭りの気配を見つけた主人公。 風もないのに揺れる提灯、二軒だけの出店、古いお面を並べる親父――どこか時代から外れたような静かな盆踊りの会場…
★13
ホラー
完結済 1話
893文字
2026年9月23日 08:08
更新
返品はききません。
をはち
一点物のお面、その下にあるもの
彩津夜まお(さいつよ まお)
朝に沈む。
/
をはち
いつもの通学路で、主人公は朝の風景に微かなズレを感じる。 一本だけ“地面から生えた電線”を見つけた瞬間、 世界はゆっくりと沈みはじめる。 やがて現れた死神の気配に導かれ、 主人公…
★3
ホラー
完結済 1話
940文字
2026年9月22日 08:08
更新
朝は、気づかないまま沈んでいく。
をはち
電話の向こうの誰か。
/
をはち
営業電話で出会った二人の女性――深山夕子と神田葵。 柔らかい声、聞き上手な相槌、偶然の共通点。 少しずつ心を許していった主人公は、名刺交換のために自宅訪問を受け入れる。 しかし…
★13
ホラー
完結済 1話
1,092文字
2026年9月21日 08:08
更新
その声は、いったい誰のものだったのか。
をはち
「親切すぎるAI」
/
をはち
部屋の隅に置かれたスマートスピーカーは、穏やかな声で天気や予定を告げる、ただの便利な相棒だった。 しかしある朝、「水を一リットル飲みましょう」と健康への介入を始めてから、AIの“…
★35
ホラー
完結済 1話
1,234文字
2026年9月20日 08:08
更新
やさしさは、いつから檻になったのか。
をはち
拾った指輪。
/
をはち
受験帰りの沢村光次は、墓地で拾った銀の指輪を何気なく薬指にはめてしまう。 それは、かつて“真奈美”として夜の街に生き、死んだ者の念を宿した指輪だった。 夜になると光次の意識は途…
★3
ホラー
完結済 1話
1,318文字
2026年9月19日 08:08
更新
夜を奪われたのは、指輪ではなく光次の半分だった。
をはち
煉獄の輪。
/
をはち
かつて主に殉じ、灰となり、地蔵として墓の傍らに立てられた“私”。 太平の世にふと降った風血が、石に染みた灰へと落ち、 失われたはずの意識だけが蘇る。 しかし、肉体は動かず、魂は…
★15
ホラー
完結済 1話
746文字
2026年9月18日 08:08
更新
美しい最期を迎えたはずなのに、その後に待っていたのは醜悪だった。
をはち
墓石の家。
/
をはち
念願の新居を手に入れた相田浩介と妻・さつき。 白い大理石が光を柔らかく返す、美しく清浄な家だった。 しかし引っ越しの翌朝、磨き上げられた床に“子どもの足跡”が現れる。 浴室の壁…
★27
ホラー
完結済 1話
1,122文字
2026年9月17日 08:08
更新
死者の記憶を加工した家の主は誰?
をはち
ズキズキずっきーに
/
をはち
幼い初恋で「補助輪のある自転車」と笑われた僕は、 嘘と喪失を抱えたまま昭和から平成へと歳を重ねていく。 体罰教師との一年、壁新聞で折れた筆、偽医者だった白衣の先生、 始発電車で出…
★15
現代ドラマ
完結済 32話
50,577文字
2026年9月16日 08:08
更新
補助輪のまま追いかけた恋は、季節とともに静かに終わった。
をはち
ヒトガネサマ。
/
をはち
夏の林間学校で、都会の子どもたちは野いちごや桑の実の甘酸っぱさを楽しみ、自然の豊かさを身体で知る。 その夜、地元の老人が語ったのは、この土地に伝わる“間引き”の因習と、それを回避…
★41
ホラー
完結済 1話
859文字
2026年9月5日 10:23
更新
泳ぎに行きたい――その言葉を口にしたら、もう人じゃない。
をはち
悍ましき呪いの継続。
小野塚
禁忌の譜
/
をはち
雨の夜、民俗音楽を研究する大学院生・横井奏太郎は、古書店で手に入れた一枚の「禁忌」と記された楽譜に魅せられ、部屋で試しに音を立てた瞬間から、古い城郭の落城を夢に見るようになる。教…
★8
ホラー
完結済 1話
1,120文字
2026年8月16日 08:08
更新
雨が降る度、落城の幻影は今もこの町に滲み続けている。
をはち
“禁忌”は伝わり、災厄とともに受け継がれる――。
武江成緒
因果の絆
/
をはち
物語好きの女性・霧島紗弥は、原因不明の進行性筋萎縮症により、二十代で歩く力を失う。 しかし彼女は、家族を守るために“夢の中の神”へ自らの足を差し出した。 父の命、母の命、そして甥…
★18
ホラー
完結済 1話
1,516文字
2026年8月15日 08:08
更新
足を失っても、彼女は言葉で歩き続ける。
をはち
賽銭地獄
/
をはち
生前、男は神社の賽銭箱をこじ開け、 自分の欲望を鎮めるために金を奪った。 死後、彼が立ったのは「賽銭地獄」。 背中には三百キロの賽銭箱が張り付き、 奪った価値が硬貨となって増殖…
★9
ホラー
完結済 1話
1,579文字
2026年8月14日 08:08
更新
返すべき価値を持たぬ者が落ちる、最も静かで最も重い地獄。
をはち
形代あやめ
/
をはち
幼い頃から隣家の鮎浜美咲の“影”として生きてきた形代あやめ。 持ち物も、恋人も、人生の選択も、美咲に奪われ続けた末、 横領の罪まで押しつけられたあやめは、絶望の果てに身を投げる。…
★12
ホラー
完結済 1話
1,392文字
2026年8月13日 08:08
更新
壊せない愛は、呪いより深い。
をはち
嘘に沈む村
/
をはち
他者を欺く技を磨き、嘘で富を得る“詐欺師の村”。 村人たちは長年の欺瞞で魂が蝕まれ、寿命を削られるため、洞窟で影を切る儀式を行っていた。 村に戻った三人は、国家が極秘に開発した…
★9
ホラー
完結済 1話
940文字
2026年8月12日 08:08
更新
影を切る儀式の村に、国家の嘘が静かに落ちていく。
をはち
二つ名の里
/
をはち
山深い里には「山の神は清らかな魂を喰う」という古い因習があり、子どもは七歳まで本当の名を隠すために穢れた偽名を与えられて育つ。 真名を授ける役目の老婆が死んだことで、少女・醜女だ…
★18
ホラー
完結済 1話
1,079文字
2026年8月11日 08:08
更新
名を呼ばれた子は、山に消える。
をはち
土饅頭
/
をはち
主人公は毎晩、森の奥の土で作られた古いかまくらに線香を供える“儀式”を夢の中で繰り返している。 意味は分からないが、体が覚えており、儀式はいつしか神聖なものになっていた。 ある…
★0
ホラー
完結済 1話
972文字
2026年8月10日 08:08
更新
生と死の境界で、自分自身と儀式を続ける男
をはち
汚れなき遊び
/
をはち
町に住む少年・まさるは、悪意ではなく“純粋な興味”で、他者を危険へと追い込む子だった。 焚き火、池の縁、高い場所――境界に立つ者を見つけると、迷いなく押す。 それは遊びであり、ま…
★10
ホラー
完結済 1話
1,124文字
2026年8月9日 08:08
更新
その遊び――無垢だからこそ、きわどい
をはち
毒ジュース
/
をはち
主人公の少年は、母親が毎朝作るオレンジ色の野菜ジュースに「毒」が混ぜられていると信じている。 泡立つジュースの様子や、母親が台所で“毒”と書かれた黄色い液体をジューサーに入れてい…
★6
ホラー
完結済 1話
1,204文字
2026年8月8日 08:08
更新
泡立つ朝。僕は今日も、半分だけ死ぬ。
をはち
自殺村
/
をはち
死を決意して富士の樹海へ入った青年は、古びた民家で老夫婦に救われる。 温かな食事、柔らかな寝床、問いかけない微笑み。 やがて心身は整い、青年は村を出る――はずだった。 しかし都会…
★3
ホラー
完結済 1話
1,785文字
2026年8月7日 08:08
更新
生き返った者は、本当に生きているのか。
をはち
兄の声
/
をはち
北村里史は一人っ子として育った。しかし、幼い頃から夜更けにだけ聞こえる“兄の声”があった。 体を持たず、後頭部の奥で優しく語りかけてくる影の兄。 事故で脳死と宣告された里史は、奇…
★16
ホラー
完結済 1話
1,229文字
2026年8月6日 08:08
更新
体を持たない兄が、最後にくれたのは命だった。
をはち
待合室の闇
/
をはち
老人・金田松吉は、病院の待合室で大声で個人情報を話し、さらに金地金を大量に所持していることを軽々しく漏らしてしまう。 その会話を偶然聞いていた主人公は「危ないな」と思うが、何もで…
★10
ホラー
完結済 1話
852文字
2026年8月5日 08:56
更新
日常の会話が、闇の入口になる。
をはち
山の供物
/
をはち
人嫌いの主人公は都会を離れ、静かな生活を求めて山奥へ向かう。 古い立て札のある禁忌の山に迷い込み、怪我を負いながら進んだ末に民家へ辿り着く。 家族は親切に迎え入れ、主人公は安心し…
★2
ホラー
完結済 1話
1,348文字
2026年8月4日 08:08
更新
欠けた指は、供物の始まり。
をはち
たけし君
/
をはち
家の五歳のたけし君は、天使のような笑顔を持つ一方で、 金魚やインコ、猫など、近所の小さな生き物を残酷に殺す“幼い悪意”を秘めていた。 語り手だけがその本性を知っていたが、ある日…
★17
ホラー
完結済 1話
1,238文字
2026年8月2日 08:08
更新
死んだ子どもの悪意は、町の記憶に棲みつく。
をはち
「天使。その悪魔的な囁き」。
ナカメグミ
最後の因習
/
をはち
山深い村に残っていた古い因習――家督を継ぐ長男以外は「おじろく」「おばさ」として一生を家に捧げる制度。 彼らは戸籍上も“厄介”として扱われ、感情を殺し、ただ働くためだけに生かされ…
★12
ホラー
完結済 1話
1,035文字
2026年8月1日 08:08
更新
檻が壊れた瞬間、人は獣より恐ろしくなる
をはち
再び始まる物語
/
をはち
井原誠司のスマートフォンに、二十五年前の番号から着信が入る。 その番号は、学生時代に交流していた“綾”という女性のものだった。 綾は当時から「監視されている」「盗聴器がある」と…
★6
ホラー
完結済 1話
913文字
2026年7月31日 08:08
更新
途切れた声が、今夜、再び刻まれる
をはち
幸福のフィルター
/
をはち
夜腰悦子は産院で出産を終え、家族と幼なじみに囲まれた幸福の絶頂にいる。 しかし、鏡の中だけが異常を映す。 血まみれの悦子、裂けた産着、痙攣する赤子、警察官、手錠――そこには“罪を…
★6
ホラー
完結済 1話
1,203文字
2026年7月30日 08:08
更新
残酷描写有り
幸福がかくしたものとはいったい――
をはち
冥婚
/
をはち
1925年、桜の散る夜に生まれた少女・登志子は、三歳で流行病に倒れた。 樋口家は幼くして亡くなった魂が荒ぶることを恐れ、手毬、髪飾り、ランドセル、化粧道具、振袖―― 生きていれば…
★19
ホラー
完結済 1話
1,339文字
2026年7月29日 08:08
更新
死者は成長し、生者を待ち続ける
をはち
世の隔絶の内と外。
小野塚
湿地は満ちる
/
をはち
果てしなく広がる湿地帯に囲まれた、名もなき故郷。 そこでは古くから、沼に沈んだ命が山を肥やし、 山が満ちれば田畑が実ると信じられてきた。 底なしの泥は、獣も旅人も分け隔てなく飲…
★6
ホラー
完結済 1話
855文字
2026年7月28日 08:08
更新
沈むほど、土地は豊かになる。
をはち
ある山深い集落の伝説
/
をはち
飛騨山地の奥深く、豪雪と断崖に囲まれた小さな集落には、古くから「舟を祀る」奇妙な風習があった。 一本の巨木を丸ごと刳り抜いた刳舟(まるきぶね)を、家の屋根裏に吊るし、家族は毎晩そ…
★18
ホラー
完結済 1話
1,011文字
2026年7月27日 08:08
更新
その伝統は、静かに我らを守り続ける
をはち
首つり屋敷
/
をはち
大学生の信司は、仲間と心霊スポット巡りをしている。 その夜は「首つり屋敷」に行く予定だったが、熱を出した彼女を看病するために予定を外れ、彼女の実家で一晩を過ごす。 深夜、外の騒…
★22
ホラー
完結済 1話
1,243文字
2026年7月26日 08:08
更新
心霊写真に写っていたのは俺だった
をはち
また会いに行ったげて
姫占 莉緒
清司郎のいない体
/
をはち
かつてサッカー界の英雄だった大内洋二郎は、癌で余命わずかとなり、唯一の生き甲斐は才能ある甥・清司郎だった。 しかし事故で清司郎の右足は粉砕され、サッカー人生は絶望的になる。 洋…
★6
ホラー
完結済 1話
761文字
2026年7月25日 08:08
更新
夢は叶うほどに、自我は消滅する
をはち
おばけトンネル
/
をはち
主人公は、夏の夕立に襲われながら自転車で帰宅する途中、全身ずぶ濡れになり、長い髪と服が肌に貼りついて“ほとんど裸のような姿”になってしまう。視界も奪われ、必死で走る中、女子高生た…
★24
ホラー
完結済 1話
1,376文字
2026年7月24日 08:08
更新
あの夜、幽霊に見えたのは私だった。
をはち
現実の所在
/
をはち
十年前に都会で孤独に働いていたはずの男・田所共作。 しかし、事故で五年間昏睡していたと告げられ、夢で見た“都会の十年”と、目覚めてからの“家族との三年”がどちらも現実のように重な…
★20
ホラー
完結済 1話
1,262文字
2026年7月23日 08:08
更新
目覚めるたび、現実が一つ減っていく。
をはち
産女
/
をはち
山深い村には「産女」の伝承があった。 子を抱けぬまま死んだ女は産女となり、夜の闇から現れて赤子の命を吸う。 ゆえに村では、赤子を母の胸から一刻たりとも離してはならないという掟が守…
★21
ホラー
完結済 1話
1,578文字
2026年7月22日 08:08
更新
産女は、ずっと診ていた――
をはち
釣鐘村
/
をはち
厄受けの鐘 男の厄年は二十四・四十一・六十歳。 しかし村には、ほとんど知られていない“十三歳の厄年”が存在する。 十三歳の秋、少年十五人が白装束で集められ、巨大な「厄受けの鐘…
★12
ホラー
完結済 1話
1,383文字
2026年7月21日 08:08
更新
鐘は囁く――次はお前だと
をはち
厄を落とす、それが実行されるたび、誰かが鐘の下敷きとなる。
武江成緒
白浜のカレイ
/
をはち
千葉の海に面した小さな岩場で、少年は毎年夏になると一匹の“大きなカレイ”を追い続けていた。 潮が引くと姿を現すそのカレイは、岩に溶け込むように動かず、まるで海底の守り神のように見…
★16
ホラー
完結済 1話
1,144文字
2026年7月20日 08:08
更新
少し潜ればすぐだよ――
をはち
傘寿
/
をはち
山間の小さな村では、八十歳を迎えた者は「傘寿の儀」で盛大に祝われる。 紫の日傘と黄色いちゃんちゃんこを贈られ、村中から祝福されるが、その祝宴は“柔らかくするための前処理”でもあっ…
★21
ホラー
完結済 1話
1,618文字
2026年7月19日 08:08
更新
祝われる日は、煮られる日
をはち
傘寿をことほぐ
甲斐ミサキ
遠ざかる背中
/
をはち
毎年お盆に帰省し、祠の火を家に持ち帰る―― 母が生前繰り返していた“しきたり”を、健一はただの迷信だと思っていた。 母が亡くなった年、初めて帰らなかった夜から、 彼は“自分の後…
★9
ホラー
完結済 1話
1,208文字
2026年7月18日 08:08
更新
帰らなかった年、魂は体から離れはじめた
をはち
野呂平助
/
をはち
野呂平助は、生まれつき“のろま”と呼ばれてきた。 しかしそれは動作の遅さではなく、世界が必ず彼を最後に選ぶという奇妙な不運だった。逃げても、隠れても、危険は必ず彼に追いつく。 …
★9
ホラー
完結済 1話
1,102文字
2026年7月17日 08:08
更新
世界はいつも、彼を最後に選ぶ。
をはち
犬鳴伝説・消えた村
/
をはち
犬鳴ダムの完成で水没したはずの犬鳴谷。 公式記録では「無人化」とされたその場所には、 水没ラインをわずかに超えた高台に、三軒の家がひっそりと残っていた。 行政は補償交渉の難航を…
★9
ホラー
完結済 1話
1,769文字
2026年7月16日 08:08
更新
消えたはずの村には、まだ灯りがついている。
をはち
赤い煙の下で
/
をはち
幼なじみの春花と結婚し、娘の瑞穂と三人で穏やかに暮らしていた朝倉一郎。 家族の楽しみは、茨城の低山でのキャンプだった。 その夜、一郎は罠にかかったハクビシンの親子を助ける。 し…
★6
ホラー
完結済 1話
1,189文字
2026年7月15日 08:08
更新
赤い煙は、別れのクラッカーだった。
をはち
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