今回の企画への参加、並びに作品のご提供ありがとうございました。
企画の趣旨に則り、「今回、カエルの好みをもとに読了を考える作品としては、外させて頂きました」ことをお伝えします。
◆【 『侵蝕』 】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882302657 作品情報:バトルが読みたい人は一読ください。完結作品(シリーズ第一弾)
🐸『カエルのコメント』
企画を立ち上げた時に、やんわり考えていた参加作品像と近い印象のご作品でありました。
そして冒頭から数話、物語や文章に触れてみて、「ああ、なんかいつかの自分を思い出す」との感触を抱いたカエル。
一文一文を全力で書いたお話だということがよく伝わる印象で、作者様のお話などからもその想いがいっぱいに詰まった作品で違いないようです。
先に、今回こちらを選ばなかった理由を述べさせてくただくと、どうにもカエル側が「確認作業をしながら読む」―――カエル表現なのでよく伝わらないかと思いますけれども、純粋な読み手でないサガといいましょうか、懐かしさもあり、あれこれ考えながら読んでしまうので、物語を追えない気がした自己判断です。
それで、こちらのご作品の趣をもとにカエル語り、です。
タイトルにある「侵蝕」が物語世界の根幹にあります。
誰かを通して世界を観る読むというよりは、「侵蝕」の世界に翻弄された誰かの物語に触れる―――そのような印象を受けました。
つまりは「曇天」にまで至る世界が主人公の物語には欠かせなくて、それは設定が作品の基盤になっていると言えます。
厚みのある世界観そのものに触れた方、また格闘に近いバトルを楽しみたい方はどうぞ、遠慮なく手にとってください。にゃ。
🐶【作者さんの一言(予定)】
◇
異世界からの『侵蝕』を受ける都市イフリヤ。
そこで『侵蝕』が生み出す怪物〈喰禍〉と戦う青年、アグレイはある日、孤児院を営む少女キクと出会う。
孤児院を『侵蝕』によって失ったキクの心の傷を癒そうとするアグレイは、自身の荒んだ心境に変化が訪れることに気づく。
やがて『侵蝕』が激化していく中、自称詩人のユーヴや旅人のリューシュらが仲間に加わり、アグレイは『侵蝕』を止めるため、〈喰禍〉の首領と戦う決意をした。しかし、その戦いでアグレイが目にしたものは……。
◇―――(ここまで、『侵蝕』「あらすじ」より引用)
今回はあらすじを拝借です。
楽しいひと時を、そして、企画へのご協力をありがとうございました。
よろしければ、今後も企画進行にお気楽なご参加を。(`・ω・´)ゞ