小林秀観

化け者と呼ばれる、人に化ける事の出来る獣たちの出てくる時代ファンタジー小説です。 主人公は江戸に降りてすぐに、謎解き屋という変わった商売をする男に関わる事になります。

　滅亡を経て生まれた二度目の文明。 　前の文明を滅亡させた彗星石は、彗星の表面を覆う意思を持った生命体だった。 　彗星からその石を採取し、地球に持ち帰ってしまってから人類が滅亡を…

　葡萄酒の湖にウイスキーの滝、清酒の川。そんな酔いどれ森には鬼がいる。 　食われる、食われると人は恐れるけれど、鬼は誰も食わない。 　鬼が食うのは、石や宝石、あるいは魔物石なのだ…

　魔術は魔獣たちだけのものだ。 　人間はその力にただ怯え、洞窟や地下に隠れて暮らすのみ。 　食料調達の為に地上に出るのは命がけであり、毎日が別れの日になるかもしれない恐怖を抱えて…

　大昔、人は魔法使いだった。魔法の使えない魔物たちと戦う日々。 　魔物たちは好敵手であったが、人同士は違った。 　高慢な王に、話を聞かない上司。客と店員。友と、師弟と、家族と。私…

　宇宙規模の大災害が起きます。 　神様たちが新しい惑星を作ります。 　次に神様たちに助けられた宇宙中の生命体が、真新しい惑星に集められます。 　そんな時に役立つマニュアルです。 …

水の最上位精霊。 火の精霊にだって敬われちゃうし、龍にも同格として認められたりする意外と強い奴。 だけど日記でグダグダ言いたい。

　十五年に一度、秋の七日間だけ神様が見える。 　その日を目の前にして、十五歳の女の子が自殺をした。 　遺された友人のコヤネは失意のまま七日間をむかえ、七日間だけ『あったか亭』とい…

　世界中の国々には穴が開いている。地下には思想シェルターがあって、その入り口なのだ。 　思想シェルターは個人の思想を守るため、一時避難場所として作られた。 　そこからは色々な国に…

一つの世界で、話ごとに主人公が変わります。 全ての物語が一つの結末に向かうのを楽しみに読んで頂けたらと思います。

愛する人にひたすら語る物語です。

　寂しさが水毬になって頭の上に浮かぶことは知ってますよね？　実はあれ、大きくなりすぎると池になるんです。 　お気をつけ下さいね。

箱の中の王様。『知らない』という事がこの世で一番恐ろしい。 箱の中だけが人間達にとっての世界。 外の世界は恐ろしいらしい。 誰も確かめに行かない。 箱には破ってはならない掟があ…