• 現代ドラマ

「夏日、青、彷徨い」について

 暑さだとか蝉噪だとかで夏を感じ、ただ夏を全身に浴びております。皆様、どのようにお過ごししてますでしょうか。
 つい最近、自身の環境の変化とか人とのお付き合いの仕方だとか色々の変化がございまして、ああ夏だなと感じました。季節の変化を感じました。
 日傘を差して、たんたんと京都で一日夏を感じて。
 そういえばここ数年、夏を感じていないなと思ったんです。夏祭りも行かず、花火すら見ず。する機会はあったような気がするのですが、確か私だけ悠々とお風呂に入って逃げていたように思えます。多分、嫌いだったんです。夏が、人が、何もかも。
 今も多分、素直に受け取れない気がします。そのときの感覚のままですから、花人とか夏祭りとか、そのようなものは気軽に受け取れない気がします。多分、泣いてしまうような気がします。
 僕にとっての夏はそういう物なのです。
 「夏日、青、彷徨い」は私のそんな夏が反映されています。そこに大きな動きはありません。そこに人間的な変化も小説的なものなんてものもありません。ただ、平坦なものがあります。多くの方には伝わらない、というか小説を読みに来た方には幻滅されてしまうかもしれませんが。
 このような形の私からの暑中見舞いとさせていただきます。
 以上、宵町いつかからでした。
 暑いのでお体にもお気持ちにも、皆様お気を付けて。防災にも少しは手を付けてみてくださいませ。

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