リアリティのあるものを書きたいなーと「アンコール」ぶりに思いまして。いや、「アンコール」がリアリティがあったかどうか聞かれると微妙なんですけども。
とにかく、好きに書いてやろうと思って、こうなっちゃいました。まさかこんなことになるとは思ってませんでした。
はじめはもっとハッピーエンドにする予定でした。前向きに、頑張ろう的な。まあ、でも、それってだめじゃねって思って、ハッピーエンドを諦めたんですね。こっちの方が結果的に良かったのかもしれないんですけどね。
本当は対にしたかったんですよ。「染まる黄昏」と対にしたかったんです。全然対になりませんでしたし、どちらかと言えば延長のような感じになってしまったんですけれども。
面白い物が書けたのか、いまだにわかりません。久しぶりの独りよがりな作品です。
「煤払い」、「アンコール」、「黎明に落ちる」。
僕にとって、この三つが何も考えずに、ただ好きなように書いたんですよね。それ以外は少し下心があるものをずっと書いていました。賞とか読まれるものとか。
PVはどうでもいいので、とにかく届いてほしい人とか、読んでくれた人の心が少しだけ現実から逃げられてたらいいなって思います。
あなたの心の町が、賑やかになれば良いなーって思います。
以上宵町いつかからでした。