どうも皆さん、お久しぶりです。宵町いつかです。
昨日公開しました「ボトルボイス」について、ほんの少しだけ書いていきます。この形式も久しぶりですね。また折りを見て、公開済みの作品についても書いていこうと思います。確か、今のところ公開されている作品たちはこのような後書き的な物を公開していませんから。
さて。
タイトルセンスが絶望的に無いですね。そんなことはさておいて。
なんとなく、死ぬ場所は海なんだろうなと思っていました。多分今まで読んできた小説、見てきたサスペンス、その他諸々で、よく自殺したり、海に飛び込んだり、そんな死に方をしていたものが多かったからなような気がします。それだから、私は死ぬ場所イコール海、みたいな変な固定概念を持っていたのだと思います。
それと同時に、海という物は青春の結晶のような気もしていました。「それ故、愛されたかった」で表現したような気がしますが、青空に似ていて無駄に眩しいものという、僕には縁遠い物だと思っていました。
そのような固定概念がありましたから、なんとなく死にたくなった時に、なんとなく青春と死を書いてみようなんて思って書き始めました。そういう物語です。
よく、何を伝えたいとかメッセージ性をここでは書いていましたが、今回は残念ながらそういう物はあまりなくて、あなたの感じた物が正解だと思っています。どの作品にも言えることですけど。
新生活が始まってしまいました。
ストレスもとてもかかる時期です。希死念慮は去年の八月三十一日で終わりだなんて思ってた自分が恥ずかしいくらいに。
そうですね。
もし、死にたくなったら、消えたくなったら、一緒に海へ行きましょう。雨の中でも良いですし、晴れの日でもいいです。もちろん、宵の中でも。
そして一緒に瓶の中に声を詰めていきましょう。
海の向こうの人間に私たちの声が滞りなく届くように。
以上、宵町いつかからでした。
皆様、どうかご自愛ください。