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靴は治りました。

履き心地を確かめていますが、前と変わったという感じはしません。
膝をついた姿勢でも靴底は綺麗に変形して付いて来ています。

修理は、ゴム接着剤を前後にかなり塗り入れて、5分放置。速乾性のものだとこれくらい。
G17とかの普通のなら、夏でも10分から15分程度は放置が必要です。
プロの方々が使うのは、もっと速乾性で2分程度で直ぐに貼り始めるものを使っています。

ここを時間を置かずに貼ると、いまいち性能が出ずに、剥がれます。
置き過ぎては、勿論駄目です。乾いてしまう。
実は、ゴム接着剤は、何度か失敗した経験と時間測定が物を言う世界です。
(つまり、こんな付け方や、温度、時間ではだめだった。これならうまくいったという経験が必要な接着剤なのです)

それと圧着できるなら、圧着です。
プロの方々は木槌などで、とんとん、叩くのですが、あれは、超強力タイプだから、あれで行けるというだけです。

普通に市販されているゴム接着剤はかなり圧を掛けてやらないと、十分に接着されません。

私は、DIY用の木工用クランプをもっているので、これで靴の前後を挟んで、十分時間を置きました。(4時間くらい)
で、左右も、後から隙間にたっぷりとゴム接着剤をいれて、爪楊枝でならし、またクランプです。これで、がっちりくっつきました。

クランプでちょっと表面に傷がついたり、はみ出した接着剤を拭きとって、そこがちょっぴり汚れたけど、自分の物だから気にしない。

プロなら、勿論こんなやり方はしないし、もっと早く治せるだろうし、預かったお客の靴に傷をつけるなんてとんでもない! だろうけど。

なんせ300円の接着剤だけで、きちんと治ったので、これでよし。

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